本日は雨の日でも大丈夫な親子おすすめスポットについてお伝えしたいと思います。
內湖にある「防災科學教育館」では、午前、午後と2回に分けて防災について学べるクラスが開催されています。
普通の博物館は自由参観だと思いますが、こちらの施設はネットでの事前予約必須。
人数が決められているのは案内係の方がいらっしゃるからです。
グループみんなで案内係の方と一緒に参加する形ですね。
地域の子供会みんなで参加したり、友達同士で参加したり、もちろん家族で参加したり。
校外学習のようなステキな時間を過ごすことができます。
內湖は基本車がないと行きにくい場所ではありますが、文德捷運站から徒歩20分、タクシーだと5分で着く距離のためMRTでも便利な場所。
交差点に大きな建物が見えてきます。
すぐ隣に消防署もあるので、子どもは消防車や救急車が見られてこれだけでコーフンです。
中は、1から4階と10階が開放されており、2時間びっちりお勉強!
まずは地震解説の階で地震について、また地震が起こったらどのような行動を取ればよいのか、質疑応答も交えながら学んでいきます。
子どもがメインですので、大人は周りで見守る形。
校外学習の付き添いにきた感覚ですね!
実際に、地震がきたぞー!との呼びかけで建物内で一番安全だと思う場所に各々が避難する様子も。
私たち大人もしっかり学べます。
ちなみにこちらの施設には地震体験ができる機械があるので乗ってみました。
震度7は本当に恐ろしく、また設置されているスクリーンにリアルな映像が映りますしサイレンもなるので本当に恐ろしかったです。
このような経験は子どもたちにとっても、大きな地震を長らく経験していない市民にとってもとても大切なものだと痛感しました。
その他にも、火事が起こったら。
どう行動すればいいのか学んだり、煙からどのように身を守るかを学びます。
この施設の良いところは、学ぶだけでなく、その後学んだことを実践する機会を設けてくれているところですね。
煙が回っている部屋でも地面から12センチほどだけは安全な空間があるとのことで、ほぼ地面を這って逃げるのが正解。
ここでは地面に這うのは難しいので、出来るだけ腰を下げて壁を伝いながらタオルで鼻を隠して逃げる形を実践しました。
部屋の中は実際に煙が回っていて視界が悪く(体に害がないもの)非常口の蛍光灯のみで結構な距離を歩きました。
このような体験はわたしも初めてだったので、クオリティが高い授業にびっくりです。
10階では台湾の消防や防災に関する歴史などを学び、最後は1階で写真撮影などを各自行い2時間終了という流れでした。
1階では、未就学児であれば消防やレスキューの衣装を着ることができるので、お勉強は大変かもしれませんが未就学児の参加もとてもおすすめです!!
ダボっとした衣装を着ている姿はとても可愛い、、、
シールもいただいて帰りました。
9:00-11:00
14:00-16:00
の2回のみとなっていますので、行く予定をしている日の3日前までに必ずネットで予約をしてくださいね。
案内係の方もとても優しく、個人参観よりも学びがとても多かったです。
市民や多くの人に防災について学んでほしいと作られた無料の施設です。
この日は雨降りだったので建物内のみの授業でしたが、晴れの日は野外での放水体験やレスキュー関連の体験もできるようです。
ぜひ多くの方に訪れていただきたい場所でした。