以前、臭豆腐ストリートについて記事にしたことがありました。
みなさまもご存知の通り、台湾グルメにはものすごい匂いを発している臭豆腐というものが存在します。
まず思い浮かべるのは、きっとカリカリに揚がった厚揚げのような姿の臭豆腐ではないでしょうか。
実は、臭豆腐はそれだけではありません。
さまざまな調理法のものが存在します。そして特徴やおいしさもさまざま。
今回は調理法別にご紹介いたしますね。
まず、多くの方々がチャレンジしたことがあるであろう、人気の揚げ臭豆腐
白いのは台湾キムチとも呼ばれる漬物です。
ニンニクたっぷりの醤油ソースがかかった揚げ臭豆腐と漬物を一緒に食べると本当においしくて、初心者がチャレンジするには持ってこいの一品です!
わたしも揚げ臭豆腐からチャレンジし、予想外に美味しかったので一気に大好きになりました。
おじいさんが道端で開いているような移動式の老舗屋台で購入すると、このようにナイロン袋に入れて渡されます。
昔ながらの屋台は長く続いているという意味で美味しいものが多かったりするので、尻込みせず試してみてほしいですね。
お次は串焼き臭豆腐。
揚げ臭豆腐より匂い強め。
食べるとジューシーでかなりお汁が出てきます。
各お店でソースの味は異なりますが、多くが揚げと同じくニンニク醤油ソース+漬物と言った形で、比較的食べやすいタイプとなります。
ジューシーで噛むと汁が出てくるのが揚げよりレベル高めというところですね。
わたしは好きです。
お次は、蒸し臭豆腐。
穴がぶつぶつと空いた臭豆腐がたくさん。
アヒルの血を固めたものと一緒に出されることが多く、臭さレベルかなり高め!!!
スープはあっさりしているのですが、だからこそ臭豆腐が強すぎてなかなかハイレベルな一品です。
上級者向けですし、初めての方は近づけないくらいの匂いを発しています。
また、臭臭鍋と呼ばれる臭豆腐が入ったお鍋、麻辣スープの中に入った麻辣臭豆腐もこのあたりの位置付けになりますね。
そしてラスト。
蒸しと同レベル、またはそれ以上にキツい匂いを発し、レベル最高値であるのが煮込み臭豆腐となります。
高校生の頃、初めての旅行で訪れた夜市でこの料理に出会い、衝撃を受け撮った一枚。
あまりの臭さに鼻の中や髪、洋服全てに一瞬でにおいが染み付いてしまい(そんな気がしただけかもしれませんが)ホテルに戻ってすぐに入浴し洋服を密封して片付けた思い出があります。
これは、しっかりとスープと煮込んでいるので何もかもが臭いのです。
救いようのない一品…
鼻を突き抜ける痛みのような鋭い匂いなので、揚げ臭豆腐とは全くレベルが異なります。
バジルや生姜も機能しないんですよね…
穴がたくさん空いているものはパサパサな食感ですが、こちらは結構硬めのモチモチとした豆腐といった感じで食べ応えがあるのも特徴です。
揚げたものは比較的口の中に臭いが残りませんが、蒸し、煮込みはかなり臭いが残るので、臭豆腐大好きー!な方だけチャレンジしてみてください。
一人前の量も多く、1人でオーダーしパクパク食べられるようなものではないというのが正直な感想。必ずシェアして食べるのをおすすめします。
蒸し、鍋、煮込み系はわたしも得意ではなく、できれば頼みたくないと思います。
また、夫が煮込みを持ち帰ってきたことがあったので、テイクアウトは一生やめて欲しいと伝えました!!!
(自宅が救いようのない状態になってしまいます…)
以上、さまざまな種類の臭豆腐についてでした!
他にもみなさまが食されたことのある別の食べ方などありましたら、ぜひシェアしてくださいね!!!!!