いま若者の中で人気な新しいドリンクスタンドに「得正」があります。
シンプルな白い建物に青い看板がとてもスッキリして映えます。
新しい店舗が続々とオープンしているのですが、外観はドリンクスタンドというよりカフェのような構造。
外にドアがあり、中に入ってオーダーする形ですね。
それも新鮮でとてもいいです。
夏になるとさっぱりした無糖ドリンクが飲みたくなるのですが、これからの季節にぴったりな美味しいお茶が楽しめるお店です。
春水堂と同じく台中発祥。
烏龍茶に力を入れており、メニューがとてもシンプルで驚きました。
シンプルなお茶、フルーツなどとの調整茶、チーズミルクフォーム、ミルクティー、牛乳入りラテといった商品のみで、お茶勝負な感じがガンガン伝わって来ます!
このお店の特徴は、烏龍茶の焙煎度を選べることですね!
焙煎というと、焦げ目を付けたり、香ばしい香りを引き出してさらに濃厚に、香り高いお茶にする工程。
烏龍茶の場合、日本茶から想像できないほどの長い時間をかけて焙煎を行います。
6時間前〜10時間ほどじっくり焙煎し、さらにそれを何回も行うことも!
相当な香り高い濃厚な烏龍茶が出来上がることが想像できますね。
一番焙煎度が低いのが「春烏龍」初心者向けといった感じでしょうか。
次が「輕烏龍」
最後が「焙烏龍」
となります。
春烏龍を飲んでみたのですが(無糖)
本当にさっぱりしていて口の中に嫌なものが何も残らない、苦すぎず茶葉感もない繊細なお茶でした。
青茶や少し金萱のような香りもあり、一口でいろんな味の変化を感じられるように思います。
烏龍茶ゼリーをトッピングしたので、ゼリーと一緒に飲むと少しだけほんのり甘味も感じてちょうど良いですね!
苦味が苦手な方は、ぜひ甘さ調整をして微糖半糖で楽しんでみてください!
また輕烏龍は春烏龍に比べるとお茶の香りが深くなります。
しかし苦味や渋みはそれほどなく、無糖で飲むとその味わいがとても伝わってくるのでお茶を楽しみたい方はぜひ無糖で味わってみてください。
焙烏龍は一番焙煎度が高いお茶なのですが、お茶好きにはたまらない一品なようです。
深い香りがドンとくるので、無糖にして烏龍茶ゼリーを足すのがやはり通なようですね。
わたしも次回必ず飲んで、自分の中のおすすめは3種の中でどれか決めてみたいと思います。
「檸檬春烏龍」は、春烏龍にレモンを入れたレモンティー。
日本ではすでに調合された甘い紅茶レモンティーが主流ですが、台湾ではお茶屋さんならではの素材そのもののレモンティーを楽しめるのが嬉しいです。
相当なレモン好きは無糖でもいいのですが、一般的には少し甘さを足すのが良いそう。
半糖になると甘くなるので、真夏はさっぱり微糖がいいですね!
また、上記の烏龍茶にチーズフォームをかけたドリンクも大人気!
私は個人的にチーズフォームが苦手なのですが、ほとんどのお客さんはチーズフォームをオーダーされていました。
こちらのお店のチーズフォームはしょっぱさが強いようですので、しょっぱい派におすすめ。
最初は分離しているのでお茶だけのおいしさを味わえますし、最後はミルクティーのように溶け合うので2種類の味を楽しめるのが魅力です。
また、お茶が美味しいとミルクティーやラテ系列も美味しいのは当然ですよね。
ミルクティーやラテ系列も今後必ずそれぞれ味わってみたいと思います。
烏龍茶に特化した「得正」
焙煎度も甘さも氷の量も調整できるオリジナルな烏龍茶、ぜひ一度訪れてみてくださいね!