台湾のおにぎりはご存知ですか?
コンビニでは日本式のおにぎりも販売されていますが、今回は台湾式のおにぎり「飯糰」ファントゥアンについて書きたいと思います。
わたしが初めて飯糰に出会ったのは10代の頃…
ホームステイ先のお母さんと朝お散歩していた際に、道端の小さな屋台で買ってもらいました。
おにぎりと聞いたけど、かなり大きいし楕円形。(写真は紫米)
食べてみるとご飯はカチカチだし中に油條(揚げ物)が入っているではありませんか。
他にもパサパサの安い肉鬆、大根の漬け物、ちょっと甘めのピーナッツ粉のようなものが入っています。写真のは塩漬けされたしょっぱい卵も…
想像していたおにぎりとは全く別物で、最初は全くおいしいと感じませんでした。
台湾のお米は日本に比べると硬くてみずみずしさがありません。
おにぎり用のご飯はさらに硬めな気がします。
そこに、揚げ物と粉ばかりが入っていてむせてしまうし胃もたれするし、一度や二度しか食べたことがない方はもしかしたら私と同じく良い印象がない方が多いかもしれませんね。
しかし、今となっては大好きな朝食グルメの一つとなっています。
不思議なものですよね…
食べるたびに美味しい!!と感じてくるのですから。
フルタイムで働いていた頃は、毎朝おにぎりかサンドイッチを持って出勤していました。
当時も通っていたのですが、台北駅の三越側にある大人気のおにぎり屋さんがこちらです。
安くてボリューミーなのが特徴!
青文字のおにぎりだけでもたくさんの種類が!
基本の具材は決まっていて、トッピングを選ぶ形ですね。
こちらは漬物コーナー
高菜と、辛い大根の漬物、普通の大根の漬物と種類が分かれています。
ピリ辛のおにぎりがいい場合は辛いのを選べばパンチの効いた朝ごはんに!
卵入りでも40元。安すぎます。
他の屋台だと50元はすると思います。
薄焼き卵でおにぎりを包んでくれるお店もあれば、中に入れてくれるところもあり、またしょっぱいゆで卵が入っているところもあり…
たまごだけでもいろんな形があるので、さまざまなお店を試してお気に入りを見つけたいですよね。
飯糰は基本的には朝しか販売されていないことが多いので、自宅やホテルの朝食はお休みして朝ご飯探しのお散歩もいいのではないでしょうか。
昼間は何もない場所に屋台が出ていたりして、朝特有の新しい発見があるかもしれません。