きっと、一人だと絶対に試すことがなかったであろう台湾調味料があります。
「梅子粉」メイズーフェン
「甘梅粉」ガンメイフェン
初めて甘梅粉に出会ったのは、まだ夫と付き合っていた頃に夜市を散歩していたとき。
さつまいものフライドポテトがあるよ!と言われ、さらに梅味が一番人気で店名にもなっていると聞き、一つ頼むことにしました。
日本では酸っぱい梅干しが大好きでしたし、夫もいるので味見して苦手なら食べて貰えばいいという感覚だったため、少し心配ながらもチャレンジできました。
屋台にあるポテト、カリカリなのが見てわかるほどで本当に美味しそう!
どこの屋台でも同じですが、台湾はソースや味付けの種類が豊富で楽しいですよね。
こちらの屋台も、名前の通り梅味の味付けがメインですが、他にも
・何もつけないそのままの甘味
・日本式わさび粉
・カレー粉
・塩胡椒
と選べるようになっています。
(しかしほとんどのお客さんは梅味を選びます)
カリカリに揚がったオレンジ色のさつまいもフライ。
見えづらいですが、梅子粉がかかっています。
食べてみると、粉がめちゃくちゃ甘い!!!!!
予想外の甘みにびっくりし、一瞬ウエッとなりました。
ただ、食べすすめていくと、塩もあるので甘じょっぱさがさつまいもととてもよく合うように。
酸味はほぼなく、梅の甘みを最大限に活かした粉だと思います。
最初は驚きもありましたが、人気なだけありジワジワとその美味しさに気付きます。
この日以来、こちらの屋台を見つけたら買いますし、自宅にも甘梅粉を常備するようになりました。
このような大きなサイズから小さな瓶調味料サイズ、プラスチックの(日本の)塩胡椒サイズまで、幅広い種類が存在します。
こだわりがある人は好きなものをお取り寄せされますが、スーパーでも手に入るので私はスーパーで上記の大袋を購入。
自宅でフライドポテトやさつまいもフライをした際は必ず振りかけるようになりました。
他にも、台湾では
鶏肉を揚げたジーパイも甘梅粉をたくさん振りかけて食べたり、お茶に入れたり、グァバなどのフルーツに振りかけて食べることも多いです。
冷たいサラダ料理や和え物にも使われます。
とにかく揚げ物との相性がとても良いのが特徴ですね。
ただ、お口に合うかどうかわからない場合、まずは屋台で試されてからお土産購入されるのをおすすめします。
(スーパーで買える粉は大体塩胡椒サイズから大袋になるので、重いし苦手だと大変!)
最初は慣れなかったのに、現在では「たくさん振りかけて!甘梅粉多めでお願い!」とオーダーするようになったほどです。
台湾人に愛される梅パウダー
もし機会があればぜひ!