日本でお粥といえば白いお粥、七草粥など味付けは塩のみのあっさり系を思い浮かべるのではないでしょうか。
具材が入っていて味付けがしてあるものは雑炊と言ったりしますよね。本来はご飯から作るか、米から作るかという工程から名前が変わるようですが、個人的に日本のお粥のイメージはあっさりした白かゆだと思います。
台湾には、屋台などで「廣東粥」というお店がたくさんあります。名前の通り広東で食べられているお粥が台湾に来たもので、3食どの時間でも食べられているグルメです。
廣東粥は、日本で言う雑炊のように、豚骨スープなどでお米をしっかり煮込んだ味付けのお粥。
こちらのお店は何とお粥だけで19種類もメニューがあります!!!
シンプルな屋台は3-5種類の場合もありますが、こちらのお店は具材が豊富なため、ここまでの種類になっています。
一番高い海王粥は・豚肉、ホタテ、エビ、蟹、魚、季節の野菜、たまごとなっていてかなり豪華な内容!150元ですね。
95元の招牌粥(レギュラー粥)は・豚肉、エビ、イカ、魚、レバー、皮蛋、たまごこれでも十分豪華、、、!でも豚肉に海鮮にレバーにピータンに卵に、いろいろ入りすぎて味がぶつかってしまわないのか少し気になるところです。
我が家も以前はよく利用していました。
わたしが好きなのは、皮蛋瘦肉粥(ピータン豚肉粥)と玉米瘦肉粥(コーン豚肉粥)あたりの一番低価格なメニュー!
ピータンと豚肉の卵とじはピータンの味が、お粥の基となっている出汁スープとよく馴染んでとても美味しいのです。
コーンの方はコーンと豚肉の卵とじなので子どもでも食べやすくクセがないですね。
この廣東粥の特徴といえば、・豚骨風味の出汁スープなのでお粥とはいえ結構重たく胃にくることがある・水多めで煮込んであるのでご飯粒の形状は消えドロドロ状・別袋に小さく刻まれた油條(台湾揚げパン)をつけてくれるので油條を入れて食べる
となります。
元々の出汁や後入れの油條の関係もあり、ドシっと胃にくるのは要注意ですね。
ただ、カリカリした油條が食感を楽しくしてくれますし、ドロドロ状のお粥を器パンパンに入れてくれるのでお腹いっぱいになりコスパ良し!
作り方は、基本のお粥を一人分小さい鍋に移してからお客様が選んだメニューの具材を出し、火を入れて器に入れ完成です。
その場で調理をするので少し時間が必要になりますが、家でゆっくり食べたい。ホテルでゆっくり温かいものを食べたいときにはぴったりです。
台湾の廣東粥、ぜひチェックしてみてください。
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