実は、筆者は学生時代から台湾のアイドルやドラマが大好きで、いわゆる「華流」のファンでした。
日本にいても台湾ドラマを見たり、台湾の音楽を聴いたりし、台湾旅行に行ってはCDやグッズを買って、ドラマのロケ地巡りをして楽しんでいました。
今回は、その目線で記事を書けたらと思います。
10-15年前は、台湾のアイドルも多く、芸能界が比較的賑わっていたように思います。
五月天、F4、飛輪海、S.H.E、棒棒堂、黑girl、By2
歌手だとF4や飛輪海やS.H.Eは日本でも知名度がありましたし、羅志祥やJPMは日本でデビューしイベントも開催!
楊丞琳や林依晨、王心凌、張韶涵などの女性陣も、日本でドラマがたくさん放送されていて、各自歌手としても実力があり、みんな可愛く綺麗で未だに人気を誇る面々ですね。
台湾のアイドル!といえば、やはり飛輪海が堂々の一位ではないでしょうか。
現在では、アーロンが日常的に露出があり台湾で頑張っていますが、他のメンバーは家族ができたり海外に行ったりしのんびり過ごしている印象です。
また、棒棒堂は6人組の若者のユニットで、当時はまだ10代だったこともありジャニーズ的な位置付け。女性からキャーキャー言われていました。
女の子では黑girlという人数の入れ替わりが激しいグループがあり、モーニング娘的な位置付けでした。
そのようなアイドル、歌手、俳優が賑わっていた頃の西門町には、たくさんのアイドルグッズ店がありました。
哈星族
烏龍院
偶像王
そしてローズレコードや佳佳唱片、五大唱片などのCDショップもかなりたくさんあったのです。
これは10年以上前の写真。
西門町のシンボルだったローズレコードの建物です。
これを見ると、西門町に来たんだな!と感動したのを覚えています。
実は、台湾のCDショップはファンにはとても楽しい場所でした。
理由は、歌手やアイドルのお宝グッズが手に入るからです!
CD特典としてポスターが多かったのですが、そのポスターがなぜが余っているようで、いつも色んな歌手やアイドルのポスターが安く販売されていました。
さらに、多くが本人の直筆サイン入り!!!
販売イベントが多かったので、本人からサインをもらう機会は多かったにしても、海外に住むファンからしたらお宝すぎてドキドキが止まらない空間でした。
台北のCDショップにはグッズ在庫がなくても、高雄のCDショップでは山のようにサイン入りポスターがあり、一枚100元(当時だと300円ほど)でいろんなアイドルのサイン入りポスターをたくさん購入した記憶があります。
ということで、当時CDショップはファンにとって必ず行くべき場所となっていました。
そして、アイドルグッズ専門店もいくつかあり、有名どころが先ほどもお伝えした
哈星族
烏龍院
偶像王
ですね。
中に入ると狭い空間に台湾のアイドル、歌手、俳優などの写真やキーホルダー、シールなどのたくさんのグッズが並んでいました。
半分が台湾のアイドル、もう半分が日本、少し韓国。という感じでした。
2022年12月現在、西門町には偶像王しか残っていません。
しかも、ほとんどが韓国のアイドルグッズということだそうです。
時代が変わってしまって寂しい気持ちもありますが、当時お世話になっていたお店がひとつでも健在だと知れて少しホッとしたところもあります。
やはり、台湾では韓国のアイドルブームが続いており、その影響か、レンタルスペースがあるカフェが増えていますね。
このようなカフェでアイドル好きな方々がお茶をしたり、アイドルのお誕生日会をしたり。
レンタルスペースでみんなでDVDを見ながらファンの集いをしたり。
西門町のアイドル産業は別の方向で賑わっているということでしょうか。
台湾は特に、若い世代の実力者が海外に出てしまう懸念があるので、いつか、台湾内で台湾人アイドルや歌手が輝いていた黄金期がまた訪れることを密かに願っています。
アイドルについての教えて台湾YouTubeもありますのでぜひ!