台湾のガイドブックには、沢山の素敵な台湾料理レストランが載っていると思います。しかし、たくさん食べたくても予算が、、、そんな、台湾料理を安く食べたい!またお酒も飲みたい方にぴったりなのが、熱炒(ルーツァオ)と呼ばれる台湾式の居酒屋さんです。
おかずを頼めば、白ごはんは無料。お酒も各自冷蔵庫から持ってきて開けるシステム。自由です。多くの場合はおかずを何皿も頼むため、大人数で行くイメージです。(もちろん一人でも大丈夫!食べ残りは持ち帰りも可能!)
熱炒での台湾料理の多くは、魚などの海鮮やお肉、豆腐などのメイン+ニンニク、生姜、バジル、ネギ、唐辛子を使用し、味付けは砂糖、麻油、米酒、醬油、白胡椒、塩といったメンバー。ご飯も進む、お酒も進む、比較的濃いめの味付けとなっています。
滷肉飯(ルーローファン)やスープなとの屋台料理がお口に合わない、五香粉が苦手、味付けが薄いと感じる方にも、熱炒の濃いめの味付けは日本の塩胡椒料理、または照り焼きソースに近い感じがしておすすめです。
特別感があるのが、バジルが葉や茎のまま調理されたりとどの料理にもふんだんに使用されていること。卵焼きに入っていたり、牡蠣の唐揚げと一緒に揚げてあったり、肉料理と炒めてあったり、、、さらにぶつ切りネギの存在も美味しさが増しますよね。
しかし、びっくりすることもしばしば。
日本のエビマヨは、ケチャップとマヨネーズを使ったオーロラソースを使用するかと思いますが、台湾のエビマヨは下味のついたエビの唐揚げに、甘い台湾マヨネーズとカラフルなトッピング用チョコレートが乗っているのです!口の中でしょっぱいエビと甘いソースが喧嘩するかと思いきや、意外とマッチして美味しい!食わず嫌いせず、ぜひ試してみていただきたいです。
(台湾でマヨネーズを使用する料理は、日本とは違い甘いマヨネーズが使用されるので注意してくださいね。)
一皿100元程度で頼めるのでお財布にも優しく、調理スピードも早く、さらにどのおかずもおいしく白米も食べられる!台湾人の憩いの場である熱炒店、皆さんもぜひお気に入りの台湾料理を見つけてみてください。
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