驚き!台湾で妊娠出産シリーズ②陣痛中〜出産での台湾あるある編
今週は、台湾での2回の妊娠、出産で感じた台湾あるあるをシリーズとしてお伝えできたらと考えています。ただ、クリニックや小さな産婦人科、総合病院では各対応や内容が異なるため、今回のシリーズは「台湾台北市の総合病院での出産」での内容となることをご理解くださいね。
今日は第二回目「陣痛中〜出産での台湾あるある」について!
大まかな内容は下記の通り。
・無痛分娩が主流・夫の出産休暇がある・付き添い人はかなり多忙・陣痛中はベッドに寝たきり・内診と点滴以外は放置される
それでは一つずつご紹介しますね。
まずは一つ目・無痛分娩が主流
これは妊娠中に参加した勉強会にて何回も聞いたのですが、台湾では99パーセント近い割合で無痛分娩が主流です。追加費用が20000元ほど(大まか)なので、麻酔を打たない人はほとんどいません。また、誕生日や時間、星座を気にする人が多いので予め医師と相談して日程を決めて帝王切開を行うことも多いです。私はなるべく自然に。という意見だったので、自然陣痛からの麻酔なし分娩を希望しました。
二つ目は・夫の出産休暇がある
これは会社にもよると思いますが、多くの旦那様は産気づいたタイミングから出産休暇を取り、出産と産後施設への移動に付き添います。夫の場合は1週間取れたので、1週間+有給休暇を使い約2週間ほどお休みできました。なぜ出産休暇があるのかと言う点は、次からの内容でお分かりいただけるのかなと思います…
三つ目は・付き添い人はかなり多忙
付き添い人はほとんどが旦那様ですね。妊娠中の検診の時から付き添い、陣痛中、立ち会い出産、入院、そして産後施設でも一緒に寝泊まりする人が多いです。付き添い人が必ず必要な点は、私の出産した病院での話になりますが入院手続きをしたり、食事が出ないので陣痛中の食事の手配をしたり、お手洗いの補助、妊婦の要望に応える(マッサージをしたりアレ取ってこれ取ってなど)など、日本では病院に任せておけば良いことを付き添い人がしなければならないからです。無痛の人や余裕がある人は、みんな陣痛中にマックなど好きなものを買ってきてもらい食べたりしていますし、産後も産後専用の食事を注文していない場合は夫が毎食買いに走ります。
・陣痛中はベッドに寝たきり
こちらは一番驚いた点なのですが、私の出産した病院ではまず問診してから浣腸を行い、その後裸になりベッドに寝ます。上から被せるタイプの入院着だけ着せられるので、とにかく寝転んでおく必要があります。そのため、介護用給水シーツを用意してベッドに敷いておかなければいけません。また、動けないのでお手洗いはベッドの上で済ませなければいけず、夫が洗面器のようなオマルのような桶を持ってきて、ベッドの上で済ませたら、その桶をまた夫がお手洗いに捨てに行く。ということを毎回行わなければなりません…これが一番驚き、辛かった点ですね。血が苦手な旦那様は本当に大変でしかないと思います。
また、日本でよく聞くゴルフボールも、下着をつけていないため使用できずに終わりました…好きな体勢を取れないのも辛いですね。
最後に
・内診と点滴以外は放置される
こちらも、上記に少し書いた通り、助産師さん看護師さんは点滴の際やお産が進んでいるか内診する時だけ陣痛室に来るので、ほとんどは夫婦だけで戦わなければなりません。こんなに放置される?!と言うくらい放置されます。腰が痛くて押してほしいときは付き添い人が応えるしかありませんし、指示がない間はひたすら耐えるしかないので孤独でしたね。しかも周りはみんな無痛のため、私1人だけひたすら唸って叫んでいました。
その後、出産ギリギリにベッドのまま分娩室に運ばれ、出産となります。総合病院のため、コロナ禍関係なく撮影は禁止、立会い者も病院着に着替えて帽子マスクも着用となります。
写真が撮れない点や助産師さんの付き添いがないことなど、アッサリしすぎていて寂しい点もありましたが、とにかく何かあった時のことを考えて安全を取ったので、総合病院での出産で後悔はしていません。
次は、産後〜入院についてです。驚きの出産費用も載せますので、ぜひご覧くださいね!
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