今週は、私が台湾での2回の妊娠、出産で感じた台湾あるあるをシリーズとしてお伝えできたらと考えています。ただ、クリニックや小さな産婦人科、総合病院では各対応や内容が異なるため、今回のシリーズは「台湾台北市の総合病院での出産」での内容となることをご理解くださいね。
今日は第一回目「妊婦検診での台湾あるある」について!
まず、大まかな内容は下記の通り。
・母子手帳は病院で受け取る・旦那さんが必ず付き添い・保険適用で診察代が安い・内診がない・市の補助が出るのでほとんどの人が出生前診断を受ける
では一つずつご紹介しますね。
まずは・母子手帳は病院で受け取る
日本だと、役場に出向いて役場で母子手帳を受け取るかと思いますが、台湾では通院する病院にて受け取りになります。週数は各病院で異なるかと思いますが、大体診察2、3回目の初期のタイミングで看護師さんから受け取ります。わざわざ役場に行かなくて良いのでとても助かります!母子手帳は以前更新した「妊娠中の言い伝え」についての記事画像の通り、日本よりかなり大きめ分厚めです。
次に・旦那さん(両親)が必ず付き添い
台湾だと、本当にほとんどの妊婦さんが旦那さんかご両親など付き添う人と共に診察に行きます。一人で来られている人はほぼいません。理由は、体重や血圧測定、検尿の時にカバンや荷物を持つため。飲み物を用意したり支払いなど身の回りのお世話をするため。ですね。これはすごく台湾っぽいと感じる点ですね。私も、一人目の時は中国語も不安で出来るだけ夫に付き添ってもらっていました。ただ二人目の時はほぼ一人で診察に行っていました。一人で困ることはありませんが、周りがみんな夫婦であったり誰かと来ている状態で自分だけひとりぼっちなことに気づくと、やはり少し羨ましくなるのも事実でした!また、エコー室には夫だけ入ることができるという決まりでしたが、付き添いに来ている旦那様はみんなもちろんエコーも一緒!愛だなと感じますね。
次に・保険適用で診察代が安い
これは、個人病院やクリニックに言えることなのですが、検査費用が保険適用となり、予約代、受付代の100〜150元だけで良いのです。その安さは日本人みんなが驚く点です。ただ、残念ながら私の通っていた総合病院では”妊婦健診代は”保険が効かなかったので、毎回550元は支払っていました。高いですが、それも気にならないほど後で総合病院のメリットが出てくるので、ぜひシリーズ最後までご覧くださいね!
次に・内診がない
台湾では本当に内診が無いのです。これはどの病院でも同じだそう。私は逆に内診でしかわからない危険もあるのではと、先生になぜ内診をしてくれないのか理由を尋ねました。すると、答えは「台湾人みんな嫌がるから」これだけでした…嫌がるからやらないんだよ。軽くてびっくり!早産兆候などしっかり見てほしい私は何で?と不安になることもありましたが、エコー等でしっかり把握していただいていると信じたいですね。
最後に・市の補助が出るのでほとんどの人が出生前診断を受ける
こちらについては、私の場合+私の周りの話として聞いていただきたいですが、台北市から妊娠12週あたりに電話がかかってきて、「補助が出るから〇日までに早く病院に予約して出生前診断を受けてきてほしい」と促されるのです。日本であれば実費で高額となったりさまざまな意見がありますが、こちらではそんなに深く考えずに市からの連絡に従って病院に予約し夫婦で受けに行く。と言う形が主流ではないかと思います。台北市での出生前診断は・血圧、体重測定・尿検査・採血・高層次エコーとなり、検査の後1ヶ月ほどで病院から親展にて結果が届きます。保険が効くのは本当に有り難いですね。普段、内診もなく、エコーも診察医とは別で且つ毎回違う方がしていたので、一度しっかり先生にエコーを診てもらえる機会はありがたいというのが本音でした。(希望であれば羊水検査も行われます。)
妊婦検診についてはこのような感じです。
次の記事は、日本と台湾の違いが一番現れる「陣痛中と出産」について更新しますので、ぜひご覧くださいね!
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