台湾のイチゴの季節は11月から4月末まで。特に寒い1、2月が一番の熟れ頃となっています。
その時期、苺の名産地である中部、苗栗縣(ミャオリー)大湖(ダーフー)地域は台湾全土からいちご狩りを楽しむ家族連れやカップル、団体で賑わいます。
一帯に入ると、見渡す限りたくさんのいちご農園が広がっています。その農園数は圧巻!
直接地面で栽培された土耕栽培と、高い棚の上で栽培された高設栽培の二種類があり、立ったまま収穫をしたい場合は「高架(ガオジャー)」の文字がある農園を選ぶようにしましょう。子ども連れの場合、靴が汚れない方が良い場合は高架式をおすすめします。
大湖のいちごは、朝夜の温度差と太陽光、適度な雨など必要な環境条件が多く、甘さや収穫量が日々安定しないので、いちご狩りに行く場合できれば朝夜の温度差が大きく、なおかつ晴れている日を狙っていくことがベストです。濃霧発生率も高いため、天気予報には十分注意が必要ですね。
農園のほとんどは、入場料がかかりません。大まかな流れは下記の通りです。
1、農園のメイン小屋に行き、カゴとハサミを借りる2、農園に入り、好きなだけイチゴを収穫する3、収穫が終わったら、再度小屋に行きオーナーさんに重さを測ってもらう4、一斤(約600グラム)いくらという値段設定があるので、収穫量分の値段を払う5、箱に詰めてもらい、持ち帰る
注意点は、日本とは違い、収穫時に食べることは禁止ということです。支払いを終えて、小屋に設置されている水道で綺麗に洗ってから食べるようにしましょう。
入場料がいらず、時間も無制限なので、ゆっくり甘い香りを楽しみながらいちご狩りができるのは魅力ですよね。
現地に行かなくても、台北新北市内の路上でトラック販売も多く見られます。
現地直送のイチゴを近場で購入して楽しむのもよし。農園に直接足を運び目や鼻で楽しみながら収穫するのもよし。
すでに次のイチゴの季節が楽しみです。
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