日本でもたびたび問題になっている生理用品問題。
毎月の出費で家計に響いたり、手元に用意しておらず突然のことに出先で困ることがあったり。
女性にとっては、日々の中で大きなストレスの一つであることに違いはありません。
この度、台北市の多くの議員の提案により、世界的な前例を参考に、台北メトロの駅にて生理用品の無料配布を行うことが検討されています。
台北メトロ側も検討を重ねた結果、11月より開始することで同意したとのこと。
よって、11月1日より、台北メトロの窓口、カスタマーセンターにて必要な方は生理用品を受け取ることができることになりました!
台北市政府はこれまでも生理に優しいまちづくりを目指してきており、今年の3月には台北市の3万人余りの女子中学生を対象に、全台湾のハイライフ(コンビニ)にて200元分の生理用品を毎月受け取れる取り組みを開始したところです。
台北市市議の中では、トイレットペーパーと同じようにお手洗いに生理用品を置いて誰でも気軽に使えるようにすることを目標としている話が出ており、また今後発生する様々な指摘や問題にも一つ一つ変化を加えながら対応して行きたいとのことで、市民に寄り添った優しい取り組みがどんどん増えて行きそうだと感じています。
ちなみに11月から無料配布が始まる駅は、まず下記の20箇所となっていますのでご注意くださいね。
(乗り換え駅や利用者数などを考慮して決定されたとのことです)
台北車站、市政府站、西門站、板橋站、中山站、藍線忠孝復興站、新埔站、忠孝敦化站、頂溪站、松江南京站、淡水站、台北101/世貿站、古亭站、石牌站、綠線南京復興站、江子翠站、忠孝新生站、行天宮站、府中站、圓山站
学校のお手洗いにて無料配布する形も良いですが、自宅でも使用できるように毎月個人的に配布してくれるという取り組みは、多感な時期の中学生に対してとても優しく嬉しいものであると思います。
コンビニがかなり多く、中学生でも徒歩で簡単に受け取れる台北市ならではの案かもしれませんね。
一般的な公共の場でトイレットペーパーと同じように配布するのはリスクも伴いますので、まずは一枚一枚手渡しでも救われる人は大勢いると思います。
まずは試運転とのことですので、反響や利用数などを見て今後は全ての駅で利用できるようになるかもしれません。
今後の動きにも注目したいと思います。
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