ガイドブックに必ず載っている観光地、迪化街。台湾中に漢方を取り扱うところはたくさんありますが、台湾人からも漢方といえば迪化街!とおすすめされるくらいレベルの高い場所となっています。
台湾には西洋医学と東洋医学の病院があり、東洋医学、いわゆる中醫(ゾォンイー)で医師に漢方薬を処方してもらったり、鍼治療などを行います。ただ、健康保険証がない場合や旅行で訪れている場合におすすめなのが、病院ではなく漢方を取り扱うお店で自分に合った漢方薬を処方してもらうという方法です。
その場合でも、大きく分けて二種類の方法があります。一つ目は、完全な粉薬を処方してもらう。二つ目は、薬膳料理用の材料をパックにしてもらい購入する。
今回は、二つ目の薬膳料理で体調を整えるタイプの処方についてご紹介いたします。
まず漢方屋に入り、自分の悩みを伝える。筆者の場合は「生理痛を和らげたい」
すると、さまざまな種類の薬膳食材をブレンドし、一袋にまとめてくれます。
かなりの大袋で見た目は木のようなものがあったり、黒い粉があったり…なんだか怪しげ。香りも、袋を通り越して匂ってきます。
使用方法は、お鍋にこの材料全てとお水、骨つき鶏肉を入れて電鍋などで加熱するだけ。月経が終わった頃〜1週間以内に調理し、アツアツの状態でナツメの果肉まで食べ、スープも全て飲み干すように指導されました。
味は、苦味はありませんが漢方味が強く、鶏肉料理であるのに塩味もほぼ感じられないので正直つらい気持ちが大きかったです。※調味料は入れてはいけないとのことですので、そのままいただきましょう。
一袋500元。これを数袋購入して数ヶ月間試してみました。続けることが大切なので、またチャレンジしたいと思います。
最近では、すでに多く寄せられているであろうお悩みに沿った薬膳食材セットやお茶が販売されているので、気楽に買いやすくなっています。
痩せたい、母乳を増やしたい、産後の体調管理、元気が欲しい、などなど。
漢方、薬膳に興味がある方は、最新の迪化街の様子もぜひチェックしてみてくださいね。
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