以前、迪化街付近にあるボタンストリート(リボンストリート)について記事にしたことがあります。
手芸好き、お裁縫好きにはたまらないエリアで、私もよく通っています。
今回は誰もがご存知であろう、迪化街のシンボル的存在、「永樂市場」2階の様子をご紹介したいと思います。
一階部分は食材などを扱う市場となっていて、階段やエレベーターを使用し二階に上がりましょう。
エレベーターが開くと、びっくり!!!
辺り一体が全て布屋さん。人が一人二人歩ける通路があるだけで、ほぼお店が密集しています。
興奮すること間違いなしですね。
かなり大きなロールを扱っているお店もあり、そこでは欲しい長さを伝えて切ってもらい、長さ分の値段を支払うこととなります。
一碼(イーマー)(1ヤード91.44センチ)単位で値段があるので、このようなお買い物の仕方はすでに作る作品の必要なサイズ感がわかっており、尚且つ大きさや長さが必要な場合に限られるかなと感じます。
通常の自宅でのハンドメイド程度であれば、このように巻き巻きにして個別販売されている布を探すのがおすすめ。
どこのお店も、店員さんに聞かなくても分かるように説明書きがあったり、こちらのお店では巻いてある用紙によって長さと値段が異なるのでとっても簡潔でわかりやすいです。
オレンジ用紙なら二碼(110×180センチ)200元
ピンク用紙なら三碼(110×270センチ)300元
使いやすいギンガムチェックから小花柄、台湾チックな柄まで種類豊富で見やすいのでお買い物がとっても楽しい!
また、もっと少量で良い場合もこのように少ない量での販売があるので探してみてください。
大人気のリバティ柄を見つけたら買うしかない!と筆者は大興奮です。
こちらは56×112センチで100元。
お子さま用であればヘアバンドやヘアゴム、ピン、巾着ポーチなど結構なんでも作れるサイズでおすすめです。
こちらはさらに小さく56×50センチで45元。
同じく先程書いた小物であればなんでも作れるサイズ感。
また、永樂市場外の店舗でよく見られますが、このようにカゴにドーンと端切れや無地系の布が置いてある場所は、洋服を作ったり無地が好きな方にとってかなり掘り出し物に出会える可能性大なエリア!
わたしも白い伸縮性、吸収性のある生地に出会い、そちらを赤ちゃん・子ども用品を作る際にかなり重宝しました。
とにかく楽しい布市場。
難点といえば、広く複雑な店舗並びになっているので、一度行ったお店に戻れず迷子になることが多々発生します。
お気に入りがあれば、その時点で購入しておくことをおすすめしたいと思います。
それか、また戻って来たい!というお店については来た道の写真を何枚も撮っておく、自分の通った道を簡単にでも紙に書いておくなどしておけば、スムーズではないでしょうか。
(逆を言えば、それくらいしなければ必ず迷子になるのでお気をつけくださいね。)
お散歩するだけでもワクワクするので、ぜひ迪化街の少しディープなスポットとして訪れてみてください。