自動販売機がほとんどない台湾では、街中のドリンクスタンドは生活になくてはならないものとなっています。
無糖から微糖、半糖、全糖など甘さを自分で調節でき、氷の量も選べる、トッピングもできるとあり、一年中自分好みのドリンクをオーダーして楽しめるのが魅力の一つだと思います。
さまざまなお店が増えた現在でも、変わらず台湾人に不動の人気なのが、日本にも出店している50嵐(ウースーラン)!
低価格なのにお茶の質もタピオカの質も高いと評判で、その名の通り、50元で珍珠奶茶(ゼンズーナイツァー タピオカミルクティー)や布丁(ブーディン プリン)系など大体のメインドリンクが楽しめていました。
それが、今月2022年3月1日より、今後も品質を保ったまま営業していきたいということで、ココアラテを除き北部の商品価格が5元値上げとなりました。また無料サービスであったトッピング増量なども不可となりました。
50嵐の5元値上げをはじめ、coco都可(ココ)、迷客夏(ミークーシャー milkshop)、清心福全(チンシンフーチュエン)なども値上げが予定されていたり、すでに一部商品の値上げが行われています。
どこの国も物価上昇が発生していると思いますが、給料が変わらないのに物価だけがどんどん上がっている台湾。
ネットでは「家計に響く」「50嵐が55嵐になった、、」「飲む量を減らさないと」と嘆く声が多く見られます。
ただ、ここ1週間の近所の50嵐の様子を見ていると、値上げをしても変わらずの客足なので、cocoや清心なども含め、需要は変わらず引き続き愛され続けるのではないでしょうか。
ドリンク業界、今後も目が離せません。
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