台湾の焼きとうもろこしは何かが違う…食べる前に知っておきたい烤玉米の味付け事情!

 

 

焼きとうもろこしは日本の夏祭り屋台で人気の商品ですよね。
バーベキューなどで自分で焼くこともあります。
味付けは、少し甘い焦がし醤油やバター醤油でしょうか。

コクのある甘ジョッぱい醤油がとうもろこしに絡んでとても美味しいんですよね。


とうもろこしを見るとこの味が自然と思い浮かぶので、以前台湾へ嫁いできたばかりのときに淡水八里をお散歩中に屋台を発見し、「焼きとうもろこしを食べよう」と思い立ちました。

しかし、実際に食べた時のショックがすごく、いまだに2度目はない状況です。
その理由とは?

 


焼きとうもろこし烤玉米(カオイューミー)
の屋台は、夜市や道端でよく見かけます。こちらは八里の河辺にある屋台です。

大体3本100元、一本40元といった値段で、まとめ買いが安くなります。


遠目では分からず、醤油風味だと思い込んで3本購入。
辛さも聞かれたので小辣(少しだけ辛い)にしました。

 

さて、食べようと袋を開けてみました。

あれ?
なんかツブツブしたようなソースが隙間に詰まってる…

疑問に思いながらも醤油味だという前提で口に運びました。


すると、全然思ってた味と違う!!!!!

実はこれ、「沙茶醬」サーツァージャンというソースが塗ってあるのです。
全く日本の焼きとうもろこしとは別物でした。

思っていた味と違った時の体の拒否反応はとても大きいですよね。ぎゃ!なにこれ!とつい叫んでしまったように思います。


台湾では沙茶醬を塗って焼いた焼きとうもろこしが主流。
沙茶醬は魚介をベースにニンニク、ゴマ、香辛料、植物油を加えて煮込んだ調味料で、ツブツブザラザラとした食感が特徴!
文字にすると美味しそうに感じますが、実際苦手な日本人の方も多いソースだと感じています。
においが日本にはないタイプの生臭さで、味も塩味が足りないため私もソースとしてはあまり得意ではありません。

お鍋用のツケだれにはスプーン一杯程度入れますし、以前更新したことがあるモンゴル炒めや羊肉入りの麺料理などにも使用され、チャーハンに少し入れてもとてもおいしいです。
ただ、ソース単体を味わう今回の焼きとうもろこしのような食べ方は、やはり何年住んでもまだまだと言ったところです。


とうもろこし自体はもちもちしていて水分は少なめ。
日本のようにみずみずしいタイプではなく強く噛み切らなければならないので子どもには不向きだと感じます。ピリ辛が美味しいのでやはり大人用けのグルメですね。

沙茶醬が好きな方、また台湾のとうもろこしを感じたい方は是非一度試してみてくださいね!!!

 

 

you

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