麻油雞(マーヨゥジー)という料理名は誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか。
体を温めてくれる生姜、酒をふんだんに使い、麻油(またはごま油)の香りたっぷりのスープと鶏肉を味わう料理です。
シンプルながら体にはとても良く、風邪ひきの人、冷え性の人、また生理中、妊娠中、産後の女性の体にもタンパク質豊富で身体を芯から温めてくれるため積極的に摂ることが推薦されています。
産後の食事といえば麻油雞というくらいに定着しているのですよね。
台湾に簡単に遊びに行けない今、日本のご自宅で誰でも簡単に作れ、台湾の味を感じていただけるのではないかということで、作り方をご紹介したいと思います。
ただ、本場の味はお酒や油がかなり濃く、具材も鶏肉だけなので、今回は子どもからお年寄りまでおかずとしてモリモリ食べられる「食べるスープ」としてご紹介させていただけたらと思います。
「麻油雞風食べる鶏スープ」
材料(写真左上から順に)
◯ぶつ切り骨つき鶏肉
◯椎茸(冷凍や乾燥ものの場合は戻し汁も)
◯生姜
◯ねぎ
◯にんにく
◯赤棗(アカナツメ) あれば
◯クコの実 あれば
◯キャベツ
調味料
◯酒
◯麻油(またはごま油)
◯塩
◯お好みで味の素
先に油で生姜を炒める方法などもありますが、今回は一番簡単な作り方になります。
①お鍋に水を入れ材料を全て入れる
②そこにお酒を入れる(好みで。水9酒1くらいでも十分効果あり)
③グツグツ煮込む
④火が通ったら塩を入れ味付け
⑤最後の方に麻油をぐるぐるっと回し入れる(好みの量で)
これで、油油せずあっさりめの食べる麻油スープの完成です!
お子さんがいらっしゃる場合はお酒なしでももちろんOK。生姜ニンニクネギがしっかりお肉の臭みをとってくれますし、お肉からの油だけでじゅうぶん濃厚なスープが出来上がります。
ちなみに、台湾では麻油雞専用油が売っているためそちらを使いますが、ごま油をあえて使う方もいますし、ご自宅にあるもので大丈夫です。
また、ナツメやクコの実を使用された場合はぜひ実までしっかり召し上がってくださいね。
味付けは塩だけなのに、本当にいくらでも食べられるおいしいスープです。
まだ少し肌寒く、体調を崩しやすい季節の変わり目に差し掛かりました。
体を労るためにも、ぜひ一度お試しください!
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