台湾旅行に行かれた際にレストランで台湾ビールを飲んだという思い出がみなさんあるのではないでしょうか。
レストランでも、熱炒と呼ばれる台湾居酒屋さんでも、瓶や缶の台湾ビールと一緒に小さなガラスのグラスが出てきますよね。
それが、いつの間にか日本人を中心にお土産として人気となり、現在人気観光地のお土産屋さんでは定番商品として置かれるようになりました。
もともと大きなビンビールが一瓶600mlなので、このグラスだとだいたい6杯分注げる形となり、2人だと3回乾杯ができるということでキリの良い大きさなのが特徴です。
いろんな言い伝えがありますが、第二次世界大戦の時にお酒類の提供、また嗜むことが難しくなり、販売元が敢えて小さめのグラスを作りみんなが早く飲み終わらないように、少しずつチビチビ飲めるようにとグラスから印象付けをしていきました。
熱炒店で出されるサイズは公式で143cc。しかし、実際はさまざまな種類、さまざまなサイズがあり全てが143ccではないようです。
また、台湾ビールの特徴として「酸化」 スピードがとても早い点が挙げられ、一気にグラスに注ぐと味が変わってしまいます。よって、少しずつグラスに注いで飲んでいくのが正しく適していると言えますね。
日本でも、同じように200cc以下の小さいビールグラスをよく目にします。
近い国同士だからこそビール文化でも似たところがあるのでしょう。
そして、馴染みがあるからこそ日本人にとって可愛く感じる、魅力的に感じる商品となっているのでしょうね。
台北の八德路に台湾ビール工場があるのですが、現在はコロナの関係で閉鎖中となっています。
以前は、こちらの売店で台湾ビールのグラスが購入できており、唯一の販売地となっていました。
現在は閉店中ですし、板橋の支店も販売していないとのことでとても残念です。
記念品や限定品として出回ったものがネット上にあるので、台湾の方はそれを購入するのが一番便利な状況です。(45元〜)
観光客にとっては、観光地のお土産屋さんで買えるようになりました。
80元〜と台湾のネット上よりは少し割高になるのですが、お土産の中では比較的安価な雑貨になりますし、安定して手に入るのがとてもありがたいです。
來好さんでは80元、箱無し、プチプチで包んでお渡しとなります。
また、台湾の各都市モチーフの記念グラスは一つ150元、箱あり。こちらも可愛いですね!
たくさん買えば買うほどお買い得になる設定もありますので、少し嵩張りますがまとめ買い向きです。
みんなが知っているお土産の定番グッズですが、実は意外と手に入りづらい商品!
また、ビール工場がオープンした際は、ぜひ現地の人や訪れた人が気軽に安く買えるように売店販売に期待したいですね!
以上、台湾ビールグラスについてでした。