台湾でのヘアカットは100元がメジャー?その理由とは?
定期的に必要な美容院でのヘアカット。人それぞれ通う頻度は異なりますが、なかなかお金がかかりますよね。
日本では、隙間時間や忙しい方におすすめ!と1000円カットが流行っていると思います。
メリットデメリットともにありますが、やはり美容院といえば待ち+カットともに時間がかかるイメージがあるところ、スピード感を重視し仕上げてくれる。また余計なサービスがなくヘアカットだけを求める顧客にとって気楽である。そして低価格である。この辺りが魅力ではないでしょうか。
台湾では、年々100元カットと呼ばれる店舗がものすごいスピードで増えています。
お洒落な街にはお洒落で高級な美容院が多々あります。ただ、住宅街やスーパーに隣接している場所には100元カットが何件もあることも!!!
実は筆者自身も、3世代家族みんな100元カットにお世話になっています。
方法は、殆どのお店がチケット購入式となっており、下記のような機械に100元を入れると番号札が出てくるので、その番号が呼ばれるのを待つという形です。
ですので、カットに行く際は、必ず100元札を持参するようご注意ください。
番号が呼ばれたら淡々とカットしてもらい、シャンプーをしない分ホースのような大きなドライヤーで髪や体についている髪を落とします。
バリカン使用、量の調整(すきバサミ)なども可能です。
ただ、1番の低コストの原因についてですが、実は台湾では日本のような美容師免許が不要なため、パート感覚で誰でもカットができるのです。
よって、芸能人の写真を見せて「このヘアーにして欲しい」というようなリクエストは叶わない場合が多いです。
簡単な長さ調整、量の調整を希望するときには大きな問題はありませんが、おしゃれさや技術を重視する場合は注意してくださいね。
とは言え、老若男女から需要がありどんどんお店が増加中の100元カット業界。
一人に4時間かけてパーマやカラーをするより、カットに重点を置き数をこなしていく→経験値アップで上達する→検定合格(免許ではなく検定はあり)というパターンによりレベルの高い方が増えてきているのも人気の理由かと考えます。
もし旅行などで台湾に来られた場合は、一つの思い出としてチャレンジしてみるのもアリかもしれません。