台湾の街中で見かけるこのような文字や看板。
「捐血(ジュエンシュエ)」と呼ばれるのですが、献血という意味となります。
上記は台北駅前の三越横にある献血車への行き方を示すもので、毎日11-19時まで献血可能ということですね。
台湾でも、各地の献血センターや献血車、移動献血車などがたくさんあり、日々献血を呼びかけています。
日本でも学生時代は学校にバスが来たり、社会人になっても会社にバスが来て順番に行った思い出が蘇ります。
台湾では、250mlと500mlの二つ。
体重が決まっており、女性45キロ以上、男性50キロ以上ある場合は250mlが可能。
男女とも60キロ以上から500mlが可能となります。
ここは日本と少し違う部分ですよね。
私も一度献血車でチャレンジしたことがありました。
理由は、台湾人はA型の血液が不足しがちであり、当時とある災害が起こって血液不足が叫ばれていたからです。
私は日本人に最も多いと言われているA型のため、少しでも力になれたらとの思いでした。
献血車がこちら。
車のボディ中央に、赤いシールで「缺 A型」と書いてあるのが見えますが、「不足 A型」の意味となります。
台北、新竹、台中〜などと各地の血液不足状況は随時ネットで確認できますので、不足な時に力になれたら一番良いですよね。
まずは、本人確認書を提示します。
パスポートや居留証でオーケー。
以前は旅行で来た日本人も中国語でのやりとりができ、パスポートがあれば献血可能でありましたが、現在はコロナ禍のため規定が変わっている可能性が大きいです。
ただ、以前は旅行で台湾を訪れている日本人は献血可能であった。ということですね。
つぎに、問診票記入。
私の行った献血車はペーパーでしたが、ほとんどがタブレットでの問診となると思います。
また事前にネットで記入しておくと時間短縮でき良いです。
次に面談と検査。
中国語での面談並びに成分確認や血圧、体重確認などを行い、どの種類をどのくらい献血できるかをチェックします。
その後、献血を行い、飲み物やクッキーを食べながら少し休息をとり終了となります。
台湾では3ヶ月に1度が基本なので、自分の体調を見て次の献血予定を立てます。
また、その際に必ずチェックすべきのが献血関連の情報が載っているホームページ。
そこには各地域ごとに移動車や献血センターごとのプレゼント情報やイベントが載っているので、そのイベントに合わせて献血し、プレゼントゲットしたいところですよね。
下記は北部の最新情報の一例となります。
こちらは活動時間となっている日に特定場所に行き献血すればラカントの飴ちゃんが貰えるというもの!
こちらは活動時間となっている日に特定場所に行き献血すれば血液中の酸素を測る機械が貰えて(コロナ禍特有ですよね!)
さらに、500mlの方には追加でカルフールで使える商品券が!
さらにさらに、現場で血糖値検査も無料で行えるというものです。
こちらも面白いのが
活動時間となっている日に特定場所に行き献血すれば、250mlの方は一人分のステーキ+一袋の麺をプレゼント
500mlの方へは、追加で食器洗い洗剤1リットルプレゼントというもの!!
ステーキは牛、豚、鶏と選べるそう。
食事が贈られるのはとても面白いです。
他にも消耗品セットや生活用品などがプレゼントとして多く登場しています。
献血ポイントを貯めてタブレットなどを貰えるチャンスもあり!
かなりレベルの高いチャレンジとなるかもしれませんが、血液不足状況とイベントをしっかり確認しながら、もし機会があれば、無理のない範囲で献血をしてみてくださいね。
以上、台湾の献血事情でした。