もう3年日本に帰れていない筆者ですが、その前、さらには10年ほど前でも日本のスーパーやコンビニのパンコーナーの品数はものすごく豊富だったように思います。
特に、子ども用のパンの種類は他の国では考えられないほど多く、また栄養や安全性も考慮され、可愛いパッケージも兼ね備えてあるハイクオリティさは誇りに思うべき日本の魅力だと思います。
台湾に旅行に来た時、また生活をしはじめてからよく思うのは、「スーパーもコンビニもパンが少なすぎる」ということ。日持ちする惣菜パン、菓子パンが本当にごく少量しか売られていないのです。
子どもがいる家庭では、離乳食でパンも使いますし、少し大きくなっても小腹が空いた時や朝ごはん用に菓子パンや惣菜パンは置いておきたい存在です。ここで、台湾で子育て家庭はどのようにしているのか、少しだけご紹介できればと思います。
まずは、食パン。町のパン屋さんやスーパー、コンビニ、種類は少ないですが基本的にどこでも手に入りますし、離乳食スタートの際もシンプルな食パンから始めることになります。
次につかみ食べをする離乳食期から幼児期に使える日持ちするコンビニパンは、下記のような商品があります。
ハート型の牛乳パンと、星形の蜂蜜牛乳パン。
これだけ。これだけなんです。(最近ではもう一種類同じような牛乳パンがあるのですが、ボロボロになり食べにくくリピート無しになったため載せません)
しかも、一歳までは蜂蜜は厳禁ですし、実質統一麵包の牛乳パンしかない状況です。
大きなコンビニでは、シンプルなコッペパンにジャムが挟まったものが販売されていることもありますが、離乳食後期あたり甘いジャムは不向き…私の周りでも現時点では牛パッケージの牛乳パン一択となっています。
よって、日本のように子ども用のパンをスーパーで買って食べさせる。という概念は無しにするしかありません。
そのため、台湾独特な方法で離乳食を行うしかないとそちらに目を向けてみると、意外にもおもしろく納得できる内容でした。それは冷凍庫に包子系をストックしておいて、蒸して食べさせる方法です。
肉まんのパン部分だけを食べさせたり、シンプルな饅頭から黒糖饅頭、ネギ饅頭(中に具材があるわけではなく混ぜ込まれて蒸されているもの)であれば、離乳食時期から可能ですもんね。(写真にある黒糖饅頭は蜂蜜と同じく早い時期は要注意)
基本的に、温かいもの、作られてすぐのものを食べるのが好きな台湾人。街中にたくさんの飲食店があり温かいものがすぐに手に入る環境だからこそ、そもそも日持ちするコンビニパンの需要が少ないのだと考えます。
よって、子どもたちもパンが食べたいのなら熱々の蒸された饅頭系を食べる方が日常的なのでしょう。
我が家も、すでに冷凍庫には常になんらかの包子饅頭系がストックされている状態となりました。
以上。台湾でのパンの離乳食事情でした。
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