自然いっぱいの陽明山擎天崗を野生化した水牛たちとのんびりお散歩しよう!
疲れを癒したり目をリラックスさせるには、遠くの景色を見ると良いと言われますよね。
しかし、台北新北ではなかなか緑や自然の景色を見ることができません。
そのため、市内からすぐに行ける陽明山(ヤンミンサン)には日頃から多くの人が癒しの観光目的で訪れます。
陽明山は台湾国家公園のひとつでたくさんの見どころがありますが、その中でもかなり標高の高い場所に位置する擎天崗(チンティエンガン)地区はいつも車が大渋滞でかなりの人気エリアになります。
以前は大規模な牧場が設置され、日本統治時代は大嶺牧場と言われていましたが、現在はその名残で野生化した水牛たちがのんびり過ごしており、そのエリアを人間もお散歩できるように柵等が設置され観光地となりました。
長々と続く広大な草原の中央にこのように柵が設置されているので、奥に進みます。
すると、左右に大きめの水牛が現れ、お昼寝したりお散歩したりしている姿が。
人間慣れしているため、柵のすぐ近くにいることも多く、このように一緒に写真を撮ることもできます。
また、かなり進んだ先には草原に降りられる場所があり、ピクニックをしたり、写真を撮ったり、子供と遊んだり、訪れた人はさまざまな過ごし方をしています。
もちろん、その草原にも小さめの水牛たちがいますので、台湾国家公園からの呼びかけにもあるように、下記の注意点をしっかりと守った上で過ごすようにしましょう。
・水牛を驚かしたり、触ったり、からかったりしない。
・写真撮影はフラッシュを使用しない。
・ペットは牛が驚かないようにリードでつなぎ、牛との距離を維持し柵を越えないようにする。
・柵のない歩道や広い場所を歩く場合、少なくとも20mの距離を維持する。
水牛たちは大草原の中で穏やかに過ごしています。
その姿からパワーと癒しをもらえるので、こちらもしっかりとマナーを守りましょう。
また、お天気がかなり不安定な場所ですので、地上から見て、陽明山に霧や雲がかかっていない日を選ぶのがおすすめです。
筆者も5回ほど訪れていますが、晴れていたのは一度のみで、他は全て霧の中でした。
真夏でも肌寒いため、防寒対策や雨具等の用意は必要だと思います。
土日は混むエリアがありますが天母方面から自家用車やバイクで行けますし、バスであれば劍潭捷運站から「小15」のバス一本!
これから霧が晴れる日も出てくると思うので、水牛と一緒に壮大な景色を楽しみたいという方はぜひ訪れてみてください。