台湾北部のタクシー代が上がります!!来年4月から初乗り70→85元へ
12/14のニュースで、台北市、新北市、基隆市の三市で来年2023年4月よりタクシー料金の改正があり、値段が上がることとなりました。
台湾のタクシーは黄色い車体で有名ですよね。
街中でも目立つためとてもわかりやすく、また台北市内や新北市内であれば数も多いので、利用しやすい環境となっています。
日本では田舎に住んでいたので、タクシーに乗るという経験がほぼない私は、台湾でも歩くか地下鉄ばかり使っていました。
しかし、10年前、10代のころに出会ったホームステイ先の台湾人の老夫婦が「台湾のタクシー運転手の数はとても多い。みんな生活のために働いているから、短い距離でもタクシーを積極的に使うようにしてるよ。台湾のタクシー代は安いしね。」
という話を聞いてから、積極的にとは言えませんが、必要な時は遠慮することなく利用するようになりました。
子どもを連れてアクセスの悪いところへ行くとき、雨の日、誰かが体調不良のときなど…
その日の状況に合わせてタクシーに乗る機会が日常的にあるので、日本で生活しているときより頻繁に利用していると思います。
これまでは、初乗りが乗車距離1250メートルで、70元(本日レートで310円)という安さでした。
また速度が時速5キロ以下になった場合の時間制運賃は80秒ごとに5元ずつ増えていく形でした。
しかし、2023年4月からは初乗りが乗車距離同じで85元(376円)となり、時間制運賃は60秒ごとに5元ずつ増えることとなります。
時間制運賃が増えるスピードが速くなる点については、渋滞が多い台湾北部だと料金増加に拍車がかかりそうで少し怖いですが、初乗りが85元になることについては、市民も基本的に許容範囲内であるとの感想のようですね。
私もこの程度の値上げであれば、これまで通り必要なときは利用していくと思います。
また、金額改正前ではありますが、来年2023年1月17日~29日は旧正月期間として30元(約133円)の加算料金を乗車料金に上乗せするとされています。
旧正月は利用者が増えるのですが、運転手の皆さんも休みたい日ですよね。
この加算料金についてみんなが予め知っておき、スムーズに支払いができるようにしておきたいところです。
値上げをしても、まだまだ日本よりは安く利用できる台湾のタクシー。
短距離でも大丈夫ですので、必要だ時は引き続き利用していきましょう。