旧暦5月5日は台湾の端午の節句「端午節」となります。今年は6月3日金曜日で、3連休ですね!
台湾の端午節といえば、ドラゴンボートのレース等イベント事もありますが、やはり第一にちまきですよね。肉粽(ロウゾン)や、粽子(ゾンズ)と呼ばれます。
台湾の端午節のちまきの位置付けやイメージは、日本のおせちに近いと感じます。昔は家族みんなで一日かけて手作りをし食していましたか、最近では市場や伝統的なお店で購入したり、スーパーなどのチラシでオーダーする家庭も増え、以前より気軽に楽しめる雰囲気となりました。
しかし、おせちよりも作る人によって味が変わるのが特徴。北部と南部でも作り方や中身が大きく異なるので、各家庭の味も大きく出やすいものだと思います。
今年は、我が家も自分たちの食べる分を手作りすることにしました!
市場で笹の葉やエビホタテ、豚肉ブロック、もち米などを購入し、あとは自宅にあるもの(桜エビ、しいたけ、イカ、大豆など)をなんでも使用してOK。
作り方も具材も本当にフリーダム。我が家も夫婦各自好きなタイプが異なるため、二種類の方法で作りました。
まず、こちらはモチモチタイプ。
先に炊飯器でもち米と桜エビとホタテやエビのつけ汁でおこわを炊きます。そのあと、炊き終わったおこわと豚の角煮と一緒に煮込んだ小さい具材を混ぜ込んで、それを笹の葉に詰めていき、大きい具材も挟んで包みます。モチモチですし、全て火が通っているのでこのまま食べられるのが特徴です。
もう一つは、メジャーな硬めタイプ。
長めに水につけて置いたもち米と、豚の角煮と一緒に煮込んだ小さい具材、その煮汁を一緒に炒め、先に笹の葉に大きい具材と共に詰めて包みます。最後に電鍋でしっかり蒸して完成。
好みによって作り方が全く異なりますが、どちらのちまきもとてもおいしく出来上がりました。
販売されているものにはむき栗や卵の黄身が入っているものもありますが、その分単価は上がります。今現在、卵の流通が少なく高価なため我が家もたまごは諦めましたが、また次回作るときには栗や黄身も入れられたらと思います。
今週末の連休に向けて、さらにちまきの販売や材料の販売が増えると思うので、台湾にお住まいの方はぜひ手に入れて伝統的な端午の節句を味わいましょう。
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