台湾版子育て支援センター「親子館」は無料で遊べる工夫いっぱいの遊び場
日本には、各市町村に子育て支援センターや児童館、子育て広場など子育て世代が無料で利用できる施設がありますよね。
台湾にもあります。
台北市を例としてご紹介すると、台北市では、各區に必ず一つ立派な親子館をつくることをモットーとしており、現在12個所の親子館が存在します。
中正親子館
內湖親子館
萬華親子館
士林親子館
文山親子館
中山親子館
信義親子館
松山親子館
南港親子館
大同親子館
大安親子館
北投親子館
どの施設もとても広々としており、無料とは思えないハイクオリティな遊び場なのですよね。
ネット予約、現場で並ぶ、どちらもOKです。ただ人数制限があるので、土日は予約をする方が確実です。
遊べる時間は
平日9:30-12:00,14:00-17:00 の2回
土日は9:00-11:00,13:00-14:30,15:30-17:00の3回となっていますので、たっぷり遊びたい場合は平日のご利用がおすすめ!
大同親子館は、大稻埕碼頭や迪化街など、観光地が多い場所にあります。
よって、壁紙がとてもキュートで、大稻埕の門や迪化街の街並みがドン!と見られます。
このお部屋は2階部分になるのですが、この日は体で遊べるシンプルなお部屋になっていました。親子館は定期的に早いスパンで内容の入れ替えが行われるため、ある日は赤ちゃん部屋に、ある日はボールプールや乗り物の運転ができる部屋に、などさまざまな遊具やおもちゃに早変わりします。
一階、二階と広々としており、部屋数もとても多いので、知育おもちゃ、おままごと、工作、コスプレ、体を使って遊べるもの、大きな積み木、滑り台などは基本で、ほかに暗闇の中で自分で探検するような創作的なお部屋などもあり、赤ちゃんから幼稚園生まで楽しめる内容となっています。
夏は暑く、冬は雨が多く、なかなか外で思うように子育てができない台湾。
子ども用のお手洗いや授乳室完備は当然のこと、このような室内施設が無料で利用できるのは本当にありがたく、ぜひ積極的に利用していきたい内容となっています。
また各市町村の住民に限らず利用できるところもありがたいですよね。
新北市では、台北市の親子館より規模は小さいものの託児場の中のスペースを親子館として解放されていたり、他の都市でもしっかり取り組まれているようですので、台湾にお住まいの方はぜひお近くの親子館で検索してみてくださいね。
※居留証や保険証の提示、登録が必要となりますので、観光客の方のご利用は難しいかと思います。ご了承ください。