地元人気の強い石頭火鍋とは?香りと出汁たっぷりの特別おいしいお鍋の秘密
台湾といえば火鍋!
麻辣火鍋をはじめ、モンゴル鍋や日本式の昆布だしの鍋、自分でタレをつけて食べるしゃぶしゃぶ式などたくさんの種類がありますよね。
今回は、その中でも人気でいつも並ばなければいけない「石頭」火鍋についてご紹介します。
大体、お鍋屋さんではお鍋のスープだけが机の上に置かれ、好きな具材を自分でスープに入れていく形となります。
ただ、石頭火鍋は最初の段階が少し変わっています。
まず、石鍋の中にごま油をたっぷり入れて、玉ねぎや椎茸などの香りものの野菜を入れてしっかり炒めます。
その後、お肉も入れて火が通るまでしっかり炒める。
かなり油がはねるので、店員さんがお鍋を囲いながらお客様の席で炒めてくれるのが特徴です!
炒め終わると、お肉だけ別皿にのけて、野菜が入っている先ほどの石鍋にスープを注ぎます。
そこに好きな具材を入れたら、石頭火鍋の完成!!!!!
最初はまるで肉野菜炒めを作っているようですが、この段階は、しっかりと香りと出汁を出すための工程なのですよね。
この一手間がおいしさの秘密なのです。
こちらは行天宮にある松江自助石頭火鍋城。
いつもどの時間帯もたくさんの人で賑わっており、食べたいときはかなり気合を入れて訪れています。
好きな具材をオーダーするところもありますが、こちらのお店はセルフで冷蔵庫からとってくる方法となります。
食事後に、お皿の数を見て店員さんが計算し費用が決まります。
好きなだけ選んで取れるのも楽しみの一つですね。
石頭火鍋のお店は比較的予約不可のところが多く、並ぶ必要があるのが大変な点と言えます。
予約できる場合は予約をすること、また並ぶ必要がある場合は早め早めの行動がおすすめです!
たくさんの具材でぐつぐつと煮詰まったスープは、本当にどの火鍋よりも美味しいと感じます。
ごま油で炒めたからこそのおいしさ、ぜひ味わってみてください!