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初詣は桃園神社(忠烈祠)へ。台湾に残る歴史深い貴重な神社は日本のようでした

初詣は桃園神社(忠烈祠)へ。台湾に残る歴史深い貴重な神社は日本のようでした

 


桃園空港がある桃園エリア。
鄭文燦桃園市長が日本人に一番来てもらいたいと話す場所があります。
それは、桃園忠烈祠暨神社文化園區、桃園神社です。


市長が修繕、観光地化を図り力を入れてこられたこちらの桃園神社は、日本以外で最も状態の良い貴重な神社と言われています。

日本統治時代に、一つの町に一つの神社ということで多くの神社ができたのですが、その後、殆どが壊されたり立て替えられたりしてしまう時期が。
その時に、どうにか残したいと動いて下さった方がいて、桃園神社でなく忠烈祠として残ることになりました。(深い歴史がありますが簡単な説明とさせていただきます)

忠烈祠とは、台北にもありますが、軍人さんや公務中に殉職された方々の御霊を奉納してある神社のことです。


しばらくは忠烈祠として存在していましたが、現在は忠烈祠だけでなく、以前の社務所を拝殿化させ、日本の北海道・鳥取神社から神主を呼び三柱の神様を勧請したということで、正真正銘の神社となっています。

 


こちらが全体地図。

11の中門を越えてから忠烈祠
6の建物で8の銅馬の前が現在の拝殿となっています。

 

こちらは参道の上から撮影した様子。
下からの眺めはまた違った物だと思います。

 

こちらが拝殿。
見た目も豪華。お賽銭を投げ入れ日本と同じように参拝しました。

 


忠烈祠の方へ上がっていくと、中はペット禁止、タバコや飲食禁止、そして撮影も禁止となっていますのでご注意くださいね。


中の左右にはたくさんの位牌が置かれており、普通は入れないであろう内部まで見学できることの意味を噛み締めました。

 

 

参拝が終わると、観光地化されているエリアでさまざまな楽しみが待っています。


カフェがあったり、和菓子屋さんがあったり、一番人気は「井上豆花」さん。

抹茶、黒胡麻、普通の白豆花と3種類あり、座席も多めに用意されています。

 

豆花はとても濃厚で味が強いですが、シロップが優しく甘いので一緒に食べるとたまらないおいしさでした。
3種類すべて頂きましたが黒胡麻がお気に入りです。

 


そして、参道途中にはたくさんの出店が出ておりお買い物も可能。
浴衣や法被なども販売されていましたよ。

 

他にも縁結び、願いを叶える神社があったり、縁結び風鈴回廊を進むと、授与所のような売店でお守りや絵馬、短冊などを購入できます。


御朱印やおみくじがないくらいで、本当に日本の神社にいるようでした。

 

今回のお正月はこの桃園神社にとって、観光地化後初めての年越し、初詣となりました。

さまざまな催しが準備され、多くの人が訪れたようです。

私も1/2に参拝してきましたが、午前中にもかかわらずたくさんの人でした。


駐車場がありますが、20台も停められないので注意が必要ですね。
また、山の麓のため小黑蚊がいます。虫対策にも気をつけたいところです(新年早々やられました…)


初詣のイベントとしては、日本から宮司さんに来ていただきご祈祷できる時間もありました。


今後は台湾の方々にとっても、台湾に住む日本人にとっても、初詣の場所、また日本を感じられる場所になることでしょう。

みなさまもぜひ一度訪れてみてください。

 

 

 

 

 

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