【文化】乳歯が抜けたらその歯はどうする?永久歯のために行う風習と日本との差は?
本日は、みんなが通る道。乳歯が抜けて歯が生え変わることに着目してお伝えしたいと思います。
大体5歳ごろから乳歯が抜けて、新しい永久歯が生えてきますよね。
大人になった今も、当時の子供の頃の記憶がしっかりと蘇ってきます。
我が家は田舎の一軒家だったため、「上の歯は床下や家の下に投げる」「下の歯は屋根の上に投げる」という言い伝えをしっかりと聞き、ほろ苦い血をティッシュで拭きつつ丈夫な永久歯が生えてくるようにと願いながら家族で投げていた記憶があります。
では、台湾ではどのような風習があるのかご存知でしょうか。
台湾でも、実は同じように歯を屋根に投げたり家の下に投げたりします。
しかし、違うのは上下の投げる場所。
台湾は日本とは逆で、上の歯は屋根の上に投げて、下の歯は家の下に投げるか土に埋めると言われています。
また、投げる時は両足をきちんと揃えて、「綺麗な永久歯が生えてきますように。歪みませんように。虫歯になりませんように」と願いながら投げると効果があるとか。
しかしながら、マンションやアパートが多い台北では、昔からこのような言い伝えがあるにもかかわらず、実行することはなかなか難しかったようですね。
下の歯は公園などに埋めたり、上の歯は木をめがけて投げたり。何もせず捨てたり。いろんな体験談を聞きました。
最近では、乳歯を収納する保管ケースが売られていて、日本でも台湾でもそのケースに保管するパターンが増えているようです。
臍の緒と同じように、大人になってから親から手渡され感慨深くなるでしょう。
保管する場合は、
・綺麗に拭く
・熱湯で煮沸消毒5分程度行う
・風通しの良い場所で乾かし完全乾燥させる
・保管穴にコットンを下に敷いてから歯をケースに入れる
このような感じで行いましょう。
海外では、子どもが枕の下に抜けた歯を隠して寝て、朝起きたら歯がコインに代わっている!!!(ご両親は深夜に歯探し+出費で大変)という方法や、妖精が取りに来てくれるなどさまざまな文化や風習があります。
アジア圏は似たような風習でしたが、似ていたり違っていたり、全てにおいて興味深いですよね。
我が家も、乳歯を台湾の歯医者で抜いてもらう機会があったのですが、抜けた歯は持ち帰りたいと先に伝えておき、無事に保管中!
アパート住みなので、ケースを買い、綺麗に生えそろうよう願いを込めながら綺麗に保管していけたらと考えています。
もし、台湾の気になる文化や風習などがあればぜひコメント等でお知らせくださいね!
以上、抜けた乳歯はどうする?でした。