【料理・グルメ】台湾のレシピノート 第12回:家庭で作る大腸麺線(ダーチャンミェンシェン)
台湾料理の魅力はその多様性と、地域ごとの特色が感じられることです。今回は、台湾の伝統的な料理「大腸麺線(ダーチャンミェンシェン)」をご紹介します。この料理は、もつと麺線を使った、味わい深い一品です。
大腸麺線は、麺を食べるのでなく、麺入りスープを楽しむ感じの料理で、台湾の庶民の味として親しまれています。もつのコクと麺線のもちもちとした食感が特徴で、台湾の家庭ではよく作られる料理です。今回は、家庭で簡単に作れる大腸麺線のレシピをご紹介します。
ワンポイント
- 台湾では煮込んでもグズグズにならない紅麺線を使いますが、日本では入手困難です。かた焼きそばの麺やうどんの麺で代用可能です。
- キビ砂糖を利用するとより本場の味に近づきます。
レシピ
材料 (2人分)
- もつ煮
- 豚もつ:300g
- 焼酎:100ml
- 水:100ml
- 醤油:大さじ2
- 砂糖:小さじ2
- 麺線
- かた焼きそばの麺:50g×2
- 水:1,200ml
- 細切りたけのこ:70g
- フライドオニオン:大さじ2
- 削り節:7g
- 鶏ガラスープの素:大さじ1
- 砂糖:大さじ1/2
- 醤油:小さじ1/2
- 塩:小さじ1/2
- 黒胡椒:少々
- 白胡椒:少々
- 水溶き片栗粉:(片栗粉大さじ3+水60ml)
- 醤油ダレ
- 醤油:大さじ2
- 水:大さじ1.5
- きび砂糖:小さじ1
- 胡麻油:小さじ1/2
- 沙茶醤:小さじ1/2
- ウスターソース:小さじ1/2
- 水溶き片栗粉:少々
- にんにく摺り下ろし:小さじ1
- 唐辛子ダレ
- 水:大さじ1
- 唐辛子粉:小さじ2
- サラダ油:小さじ1
- 胡麻油:小さじ1/2
作り方
- もつ煮:豚もつを焼酎で煮込み、臭みを取る。アルコールが飛んだら水、調味料を加え煮込む。
- 醤油ダレ:耐熱容器に水溶き片栗粉、おろしにんにく以外の材料を入れ、電子レンジにかけ軽く沸騰させる。熱いうちに水溶き片栗粉を加え、とろみをつける。粗熱が取れたら、にんにくを摺り下ろし加える。
- 唐辛子ダレ:すべての材料を混ぜ合わせる。
- 麺線:鍋に筍と水を入れ火にかけ沸騰させる。フライドオニオンと削り節を加えてから、麺を手で細かく崩しながら加える。3分程度煮込み、鶏がらスープの素、砂糖、醤油、胡椒を加える。火を止め水溶き片栗粉を加え、再度加熱してとろみをつける。
- 塩、醤油で味を調える。器に盛り、もつ煮と香菜を乗せる。食べる時にお好みで醤油ダレ、唐辛子ダレを掛けて完成
家庭で作る大腸麺線は、台湾の伝統的な味を楽しむことができます。是非、このレシピを試して、台湾の家庭料理の味を堪能してください。次回も、美味しい台湾料理のレシピをお届けしますので、お楽しみに!