【料理・グルメ】台湾のレシピノート 第19回:家庭で作る炒青菜(チャオチンツァイ)
台湾料理は、そのシンプルさと深い味わいで多くの人々を魅了しています。今回は、台湾の家庭料理の中でも特に人気のある「炒青菜(チャオチンツァイ)」をご紹介します。この料理は、日本のほうれん草を使用して、シャキッとした食感を楽しむことができる一品です。シンプルながらも、その調理法には独特のコツがあります。
ほうれん草は、日本をはじめとする多くの国で親しまれている野菜の一つです。ビタミンやミネラルが豊富で、特に鉄分が多く含まれているため、貧血予防にも効果的です。また、ほうれん草に含まれる食物繊維は、腸の動きを活発にし、便秘解消にも役立ちます。さらに、緑黄色野菜としての役割も果たしており、目の健康を保つ効果も期待できます。
ワンポイント
このレシピでのポイントは、ほうれん草を炒めた後に熱湯をかけること。これにより、ほうれん草のあくを取り除きながら、シャキッとした食感を保つことができます。
レシピ
材料 (4人分)
- ほうれん草 1把(約350g)
- にんにく 2かけ
- 塩
- 酒
- こしょう
- サラダ油
作り方
- ほうれん草は水洗いをして長さ5cmのざく切りにし、ざるに上げて水けをきる。
- にんにくはみじん切りにする。
- 湯を1リットルほど沸かしておく。
- 中華鍋は、油ならしをして、サラダ油大さじ2~3を入れて強火で熱する。炒める直前にひとつまみの塩をほうれん草にふっておく。
- 強く煙が立つまで熱したら、ほうれん草を一気に加える。
- 全体に油が回るように大きく炒める。
- ややしんなりしたら、熱湯4~5カップを注いでざっと混ぜ、湯ごとざるに上げて汁けをきる。
- 同じ鍋の水けを拭いてサラダ油大さじ2を加えて強火で熱する。にんにくのみじん切りを加えて焦がさない程度に炒め、ほうれん草を戻し入れる。
- 塩小さじ1/2、酒大さじ1、こしょう少々をふり入れて炒める。全体に味がなじんだらすぐに火を止めて皿に盛る。
台湾の家庭料理を再現することで、日常の食卓に新しい風を取り入れることができます。シンプルながらも、その深い味わいと食感を楽しんでください。