【料理・グルメ】台湾のレシピノート 第32回:家庭で作る鹹魚炒飯(ハムユィガイラップチャーハン)
台湾料理の中でも特に人気のある「鹹魚炒飯(ハムユィガイラップチャーハン)」は、その独特の風味と食感で多くの人々を魅了しています。鹹魚(塩漬けの魚)の香ばしさと、鶏肉や野菜の旨味が絶妙にマッチしたこの炒飯は、台湾の家庭料理の中でも特に親しまれています。今回は、この鹹魚炒飯を自宅で作る方法をご紹介します。台湾の味を自宅で再現し、家族や友人との食卓を楽しんでみてはいかがでしょうか。
鹹魚炒飯は、台湾の伝統的な家庭料理の一つです。鹹魚は、塩漬けにされた魚で、独特の風味と香りが特徴です。この鹹魚を使った料理は、台湾だけでなく、中国の広東料理にも見られ、長い歴史を持つ料理の一つとされています。鹹魚の強い風味を活かしつつ、他の食材とのバランスを取ることが、この料理のポイントです。
ワンポイント
鹹魚炒飯を作る際のポイントは、鹹魚の下処理です。塩分が強いため、事前に水で塩抜きを行い、適度な塩分に調整することが大切です。また、鹹魚は強い香りがあるため、他の食材とのバランスを考えて使用することが重要です。
鹹魚の代用として、塩漬けされている鮭を用いても美味しいです!
レシピ
材料(2人分)
・鹹魚(塩漬け魚) 50g
・鶏肉 100g
・卵 2個
・ご飯 400g
・にんにく 1片
・長ネギ 1本
・しょうゆ 小さじ2
・塩 少々
・胡椒 少々
・ごま油 小さじ1
作り方
- 鹹魚は水で塩抜きをし、小さく刻みます。
- 鶏肉は一口大に切り、塩、胡椒で下味をつけます。
- フライパンに油を熱し、にんにくと長ネギを炒め香りを出します。
- 鶏肉を加え、色が変わるまで炒めます。
- 鹹魚を加え、さらに炒め合わせます。
- 卵を割り入れ、卵が半熟状態になるまで炒めます。
- ご飯を加え、しょうゆで味付けをし、全体をよく炒め合わせます。
- 最後にごま油を回し入れ、軽く混ぜ合わせたら完成です。
自宅で作る鹹魚炒飯は、台湾の家庭の味を存分に楽しむことができます。独特の風味と香りが食卓を彩り、食事の時間を特別なものにしてくれるでしょう。次回も、新しい台湾のレシピをご紹介します。お楽しみに!