【情報】全国のATMシステムを変える政府からの現金給付6000元の受け取り方法に感心!
今回は、最近の台湾でのホットなニュースをお伝えしたいと思います!
今年に入ってから、台湾政府より2022年度の税収が余っているため、それを現金で国民に還元するというニュースが何度か出ていました。
国民の頑張りあっての税収ですが、経済成長を実感でき国民全員で分けあえるのは嬉しいですね。
2022年度の税収は当初見込んだ額より4500億台湾元(約1兆9000億円)も多く余っていたということで、どのように利用されるか、また国民や外国人などに配布されるのか等話題になっていました。
一部は積立に回されたようですが、結果、台湾人の夫がいて居留証を持つ外国人や永久居留証を持つ外国人なども含むことが分かり、さらには今年中に生まれた新生児もみんな受け取れるということです!
1人当たりの現金配布は6000元(約2万6000円)となり、その配布方法ですが
3月22日午前8時から専用サイトより登録受け付け開始。
3月に登録した人は、みんな4月1日に6000元が各自指定の金融機関口座に振り込まれていました。
かなりの数ですがエラー等もなくサクサクと登録でき、きちんと入金されていたので喜ぶ方が多かったですね。
ちなみに、我が家はネット申請(とても簡単なのですが)が億劫だったので、4月10日午前0時からのATM受け取りで無事にいただくことができました!
ATM受け取りとは、銀行カードと保険証があれば現金を受け取れる方法!
* 台灣銀行
* 土地銀行
* 合庫銀行
* 兆豐銀行
* 第一銀行
* 華南銀行
* 彰銀行
* 台企銀
* 國泰世華銀行
* 中信銀行
* 中華郵政
* 台新銀行
こちらの銀行のATMや、コンビニのATMで「全民共享普發現金」を選択したら簡単に6000元が出てきました!
こちらは一番便利なコンビニでの方法です。
上記の銀行以外のカードでも大丈夫。
台湾にある銀行のカードを入れて、全民共享普發現金を選択。
保険証番号を入力。
身分証や居留証番号を入力。
100元札に両替するかしないかを選択したらお金が出てきました。
なんて簡単なのでしょう、、、
4月17日からは全国の郵便局窓口でも現金が受け取れます!
ネット申請もATMを使うのも億劫という方は窓口に保険証と身分証を持っていけばOK。
きちんといろんな方法を提示してくれるのが本当に優しいと感じました。
12歳以下の子供は大人が代わりに受け取り可能です。
今回の件で何がすごいと感じたかについてですが
・日本にも還付金のような手続きはありますが、今回のように国民や居住者を巻き込んでみんなで喜び楽しめるようイベント化するのがうまいこと
・受け取り方法がいくつもあり、自分に合ったものを選べること
・この給付のためだけに全国の銀行ATMやコンビニATMのシステムを変えてしまうこと
特に三つ目のシステムを変えてしまうことについては本当にすごいですよね。
そう簡単なことではないと思います。
システム変更対応やATMへの現金補充など銀行のみなさんの苦労もあると思いますし、窓口業務に関しては郵便局さんが本当に大変だと思いますが、多くの方のおかげでこのように6000元が受け取れたことに感謝しつつ、旅行費用など台湾のために経済を回せる方法で使いたいなと考えています。
ちなみに、居留証持ちの日本人に多いエラーですが、居留証番号と銀行カード登録の居留証番号が違うとエラーで受け取れないようです。
居留証更新後は、銀行回りをして新しい番号に変更する、またはできているか確認する方がよいですね。
まだ受け取れてないよという方は、17日以降に郵便局へぜひ!
以上、最近のホットなニュースについてでした。