みなさまは、パッションフルーツの実を召し上がったことがありますか?
台湾では夏においしいフルーツの一つで、南投埔里が有名な産地です。
5、6月ごろに市場に出てくる様になり、8、9月にピークを迎えますが、10月ごろでもまだ見かけることがあるので比較的いつでも手に入るフルーツですね。
12月でも購入したことがあるくらいです。
爽やかな甘酸っぱい味が暑い夏やジメジメの雨季に好まれ、ジュースやゼリー、アイスクリームなどの商品もたくさん存在します。
栄養素的には、豊富な食物繊維やβカロテン、カリウム、ビタミンC、ビタミンB6や葉酸が含まれており、免疫力を高めてくれたり利尿作用があったり、女性に嬉しい皮膚を健康に保つ要素もたっぷり!!
ただ、タネも一緒にいただくフルーツであり、タネは消化不良を引き起こす可能性があるため、胃が不調のときや持病がある方は食べるのを控えるか、タネを取り除き果汁のみを摂取するようにしてくださいね。
最初はツヤツヤの実なのですが、それでは酸っぱい状態!
常温で数日放置し、皮がシワシワになった頃が食べごろです。
包丁の先を突き刺して穴を開けてから切ると切りやすいです。
中が見えないので、実が詰まっているものやスカスカのものがあるのは仕方ありません。
ただ、見分ける方法としては、
①重さがずっしりしているもの
②フリフリと振ってみて水音がするもの
が良いとされています。
試してみて、ぜひ果汁果肉たっぷりのパッションフルーツを手に入れましょう!!
食べ方としては、そのままスプーンですくって飲み込むのが一般的です。
噛むとタネが酸っぱいので、口の中で果肉を転がして味わってから飲み込む形ですね。
もちろん噛んでもおいしいです。
また、果肉をヨーグルトにかけたり、アイスにかけたり、かき氷にトッピングしたりするのも定番です。
あとは、台湾では欠かせないドリンクに!!!
これは冬に手に入った時に作ったホットドリンクですが
果肉+蜂蜜+生姜チューブ+お湯
で風邪防止ドリンクを!!!!!!
おいしいのに喉も守り、体内から免疫力を上げてくれて最高です。
夏には、果肉×蜂蜜や砂糖×水や緑茶
でシンプルにパッションフルーツティーを作るのが定番。
パッションフルーツと緑茶は相性抜群なので、百香綠という名前で台湾ではどこでも買える飲み物となっています。
また、ナタデココやタピオカと一緒にQQと呼ばれ、ドリンクトッピングとして本当に愛されているのですよね。
冷凍保存もできるので、我が家もパッションフルーツの果肉と原液を製氷器に入れて冷凍してあり、好きな時にお水に入れてパッションフルーツティーを飲める状態となっています。
日本で生活していた頃にはパッションフルーツの実に出会ったことがなかったので、やはり台湾など暖かい地域でしか食べられないものの一つかなと思います。
もし機会があれば、ぜひトロピカルでジューシーなパッションフルーツをお好きな形で召し上がってみてくださいね!