カラフル塗装で再生したインスタ映えスポット!基隆・正濱漁港の魅力。おいしくて可愛いブラウニー屋さん情報もあり
日本も台湾も同じ島国。海沿いの港町は至る所に存在します。
しかし、何か魅力がなければ、他との差異がなければ、ごくありふれた港町が人気の観光地になることは決してありませんよね。
今回は、そんな町おこし政策に大成功した港町をご紹介したいと思います。
台湾北部の海沿いの町、基隆(キールン)
この町にある正濱漁港は2016年ごろから市や住民で何度も話し合い、町おこし政策を行うことになります。
それが、漁港カラーリングプロジェクト!
なんの変哲もない漁港の建物にカラフルな色を塗り、今でいうインスタ映えスポットを作り出したのです!
建物の向こう側は以前同様なので、まさか裏側がこんな状態だとは思いもしません。
彩色屋(カラフルハウス)が見える向かい側の道路には、そこで降りられるバス停と、観光客が訪れ安全に写真撮影できるようにしっかり整備されています。
世界的な賞を受賞しているのも納得。
誰もが写真を撮りたくなる可愛さと、水面に反射する美しさ、手前の味のある漁船とのコラボレーションなど魅力的でつい見惚れてしまいます。
このカラフルハウスの一階部分では、シャッターが閉まっているところが多いですが飲食店として営業している店舗もあります。
その中でも、一番人気なのは、ブラウニー専門店。
かなり小さな店舗なのですが、カフェとして店内飲食ができるため中の席は常に満員!
持ち帰りも時間によってはかなり並びます。
購入方式のブラウニーは、結構大きめの正方形で、さまざまなトッピングがありました。
ただ、夕方に訪れたので、ほとんどの商品が売り切れており、柚子マシュマロブラウニーしか購入できず。
濃厚で甘さ控えめのとってもおいしいブラウニーの上に、柚風味のマシュマロでできたクリームが乗っている一品。
ゆずエキスで甘酸っぱいマシュマロがかなり美味しく、ブラウニーが甘すぎないので一緒に食べると本当に相性が良かったです。
カフェ利用の場合は可愛い盛り付けのお皿でいただけますし、お洒落なドリンクもたくさんあるようでした。
夏場はかなり暑く、海沿いのカフェも多くないため休憩したい人たちで激戦となりますが、大人向けの落ち着いたブラウニーの味はとてもおすすめです。
こちらの漁港については、他にもおもしろいスポットがあるのでまたご紹介できればと思います。