雨の日や台風の日は映画館に行列が!?いろんな種類の台湾の映画の楽しみ方
現在コナンの新作が台湾でも上映開始となり、人気を集めています。
多くの映画館で朝から深夜まで上映されているので、台湾にいても好きな時間に好きな場所で見られることに感謝ですね。
今回は、台湾の映画事情について少しご紹介できたらと思います。
台湾でも大型映画館が各地にあり、繁華街の中に単体の映画館があったりショッピングモールの上階部にあったりと比較的足を運びやすい場所に作られています。
大型映画館では各国の人気作品が多数放映されていて、アメリカの作品であれば英語+中国語字幕、日本の作品であれば日本語+中国語字幕という形で吹き替えはほぼありません。
過去にアメリカの作品を見たとき、耳は英語、字幕は中国語でものすごいスピードでストーリーが進んでいくので頭が疲れて酸欠のようになったことを思い出しました!
もちろん日本同様、映画館ではチケット売り場の隣に軽食販売があり、ドリンクやポップコーン、ホットドッグやチュロスなど購入し、食べながら鑑賞するのも楽しみの一つですよね。
値段は日本に比べると少し安く(給与と物価計算すれば同等)1000円前後で見ることができます。
また、多くの映画館では系列のクレジットカード会社での支払いだと割引があったりするので、事前調査をして出来るだけ割引利用ができれば嬉しいですよね。
最近は見に行けていないので過去のチケットのごく一部ですが、同じコナンでも200〜250元と支払い方法や割引利用で値段が様々。
相性の良い映画館とクレジットカードを研究する必要がありそうです。
また、一時期流行った韓国のゾンビ映画は、割引後も290元。
毎日超満員で本当にすごい人気だったことが思い出されます。(たくさん並んだ末、やっと座れたのが一列目だった記憶が)
このような大型映画館のほかに、少し小さめの映画館が存在します。
例えば、華山文創園區にある映画館。
ここでは毎日8作品ほどの特別な作品が上映されています。こちらのチョイスはアート系であったり新人作品であったり、深いテーマのものであったり、映画好きが好きなものに出会える場所と言ったイメージですね。日本のマイナー作品もよく見かけます。
また、他にも子ども向けとなりますが、日曜日の図書館、視聴覚教室にて世界のいろいろな作品を上映している場所もあります。
さらに各地域の住民グループが事務所(公民館のような場所)でミニスクリーンを用意し、毎週決まった週に映画上映をしたりと無料で楽しめる機会も多く存在します。
雨の日の過ごし方といえば、映画館!
雨の日こそ、映画館の外まで人が溢れていることが!
また、台湾には台風休みがあるのですが、台風のため会社や学校がお休みになったらその日も映画館に長蛇の列ができるんですよね…
これから暑い日中にも、映画館で過ごす人が増えそうです。
小さな規模から大きなスクリーンまで、いろんな形で楽しむ台湾の映画事情についてでした。