生活に密着しているレトロで味のある台湾の昔ながらのおもちゃ・駄菓子屋さんについて。
今はなくなってしまいましたが、私が子どもの頃、家のすぐ近くに駄菓子屋さんがあり、よく通っていました。
100円あったら何個かお菓子が買えていましたし、当時のアイドルのプロマイドも置いてあったので、近所ながら夢のような場所だった記憶です。
昔ながらの町の駄菓子屋さんは減少傾向にありますが、ショッピングモールなどでは敢えてレトロな駄菓子屋さんをこの時代にオープンしているところがあり、懐かしがる大人を中心に人気となっていますよね。
日本は敢えて、令和ですが昭和レトロを好み、それが商品化されたり店舗化されている印象がありますが、台湾はどうでしょう。
駄菓子屋さんの視点で言えば、台湾でも観光地に敢えて駄菓子屋が作られたりしていますが、同時に昔ながらのお店も健在している。と言えるでしょう。
おじいさんが営まれているこちらの駄菓子屋さん。
おもちゃ半分、駄菓子半分といった内容で、なんでも揃うのでよくいきます。
天井から吊るしてあるのは野外で遊べる野球やバトミントンなどの球技系から太鼓などの楽器系、大きな滑り台用のソリやフラフープなど。
大きめのものがたくさんで迫力がありますよね。
最近の公園は大きな滑り台が増えており、お尻の下に何か敷かないと!という事態によく出会します。
ネットで買うのは時間がかかるので、このようにソリがすぐに手に入る実店舗があるのはとてもありがたいです。
おもちゃは日本のもの、韓国のもの、台湾のもので値段もピンキリ!
日本ブランドのお人形から、数百円のおもちゃまで本当に種類が豊富です。
また、少し大きくなってから遊べるボードゲームやカードゲーム、剣を刺して飛び出してくるおもちゃのようなジャンルのものもありますし、スライムや工作系のものもあり、本当に痒いところに手が届く印象。
奥に入るとお菓子が置いてあり、駄菓子屋感が満載。
チョコレートや飴、台湾チックな梅のお茶菓子などこちらも豊富な取り扱い!
おじいちゃんに値段を聞きながら楽しくお買い物ができるので子どもたちは本当に楽しそうです。
また、このようなレトロな駄菓子屋さんで購入できる、戳戳樂(ツゥオーツゥオールー)もなかなか味があっておもしろいですよ。
箱型のくじ引きで、好きなところを破って中にあるおもちゃがもらえるアレです。
我が家の台湾人の義母がなぜだか戳戳樂好きで、何度も写真の通り大きなくじを丸ごと買ってきては子どもたちと遊んでくれています。
(ただし、中身は駄菓子屋さんのクオリティなので、そこはご注意くださいね!)
今日も、おもちゃとリモコン用の電池を買いに行ってきたところですし、子どもがいたり孫がいたりする人にとっては生活になくてはならないお店かもしれません。
ドライフルーツも取り扱いがあるので、日本帰国時のお土産購入でもよくお世話になっています。
私が今でも子どもの頃のことを懐かしく思い出すように、将来こどもたちもこのお店のことを懐かしく思い出すのでしょうね。
ずっと続いてほしい、台湾の町の駄菓子屋さん、おもちゃ屋さん紹介でした。