子どもから先生にお菓子やプレゼントを渡す日!台湾の「教師節」とは?
私の上の子どもは去年から幼稚園に通っていて、現在2年目になります。
昨年、とてもびっくりしたことがあります。
それは、9/28が台湾の教師の日で、持ち帰ったカードに先生へのメッセージを書き、朝校門前に貼り付けてお祝いすること。
また、個人でお菓子やプレゼントなどを用意し、先生に渡すということでした。
知識不足で、幼稚園から渡されたメッセージカードだけ制作して幼稚園に行ったのですが、聞くと、みんな他の子どもたちは各自用意したプレゼントを先生に渡していたとのことでした…
なんで子どもが先生にお金のかかる贈り物をする必要があるの???
日本人には馴染みがないこの文化に、私はかなり戸惑いました。
日本では教師の日という改まったイベントはなかったですし、移住して時間が経っているにも関わらず久しぶりの慣れない文化との出会いに驚きました。
中国春秋時代の思想家・教育家孔子の誕生日である9月28日は台湾の教師節。
本日もまたその日です。
祝日ではないですし忘れがちになりますが、周りに合わせて我が家もプレゼントを用意。
子どもに持たせました。
幼稚園や小学校などにお菓子やお花などを持ち込むなんて…
本当に受け取ってもらえるの…?
今年も不安がよぎりましたが、なんとか無事にイベント終了し帰宅したので、親の私もホッとしています。
中学校や高校になるとクラスみんなで大きなプレゼントをしたり、教室を飾り付けたりと、生徒主体で盛大に行うようですね。
また、習い事の先生に対してもプレゼントを各自渡したり、感謝の気持ちを伝えるようです。
日本語の家庭教師をしている友人は、生徒からドリンク券を貰ったり、お菓子をもらったりしています。
また台湾人の友人は、子どもがたくさん習い事をしているから、渡す先生が多く大変だと話していました。
教師はとても大変な仕事だと思いますし、感謝の気持ちを伝えたり、伝えてもらったりする関係はとても素敵で、お互いにとっても良いモチベーションになるのではないでしょうか。
気持ちが大前提ですが、やはり住んでいる場所の文化を大事にすることも大切だと思うので、幼稚園だけでなく、今後私自身も何か習い事をする機会があれば、この日を忘れないように気をつけようと思います。
以上、台湾の教師節についてでした。