3年ぶりに日本に一時帰国し、2ヶ月間日本の田舎でゆっくりしたのち無事に台湾に戻りました。

今回のことで感じた素直な感想を記事にしたいと思います。

行き帰りの手続きで普段と違ったこと。大変だったことは下記の通り。

・航空券が高い。
・日本の空港リムジンバス休止が多く空港から自宅へのアクセスが大変だった。
・台湾出国前のPCR検査が恐ろしく、ストレスが多かった。
・MySOSという慣れないアプリで数種類の書類登録が必要であり、正解が分からず不備が怖かった。台湾入国用もあり。
・日本も台湾も空港の売店や免税店はほとんど閉店中。自販機も停止中のものあり。
・空港内のお手洗いは使用中止が多かった。特に飛行機を降りた後から入国手続き中のエリアはほぼ閉まっている。
・日本出国前のPCR検査が無くなったことは嬉しかったが、台湾到着時の唾液摂取があり、2人の子どもを連れて桃園空港の野外の簡易スペース(しかも透明板で区切ってあるだけで個室ではない)での時間は暑いし難しかった。
・自宅隔離ができるのはよかったが、我が家には風呂トイレが一つしかないので夫には外泊してもらった。自主管理期間も規制が多くすべてが終了してからやっと家族に会えた。

上記はすべて私が一時帰国した際の情報であり、現在の規制とは異なる点があることをあらかじめご了承ください。

大変は大変でしたが、利点もありました。
人で溢れかえっていた空港は本当に人が少なく、全ての工程で並ぶことがありませんでした。

また、アプリの入力確認など日台どちらも必要な場所に必要な人数のスタッフさんがいてくださり、新しい工程もスムーズに済ませることができました。

飛行機も
日本行きは一列一人or一家族で余裕があり、台湾行きはほぼ空席。その中でも子連れが前方で一般の方が後方に集められていたのもあり安心感がありました。

今後は空港でたくさん並んだり満席の飛行機になるのかと思うと、この時期だけの贅沢だったなと感じますね。

次に、日本から台湾に戻って感じたことについて書きたいと思います。

たくさんありますが、とにかくこの5点を感じました。

・水道水が本当に不味い
・髪を洗うと猛烈にキシキシする
・家の中の虫が多い
・太陽の光を浴びる機会がない
・トイレにティッシュを流せない

まずは水道水ですが、日本の水道水はとってもおいしくて、今回の帰国でも直接ごくごく飲みました。臭いもなく柔らかくて本当に美味しいです。

台湾ではいつも蛇口に別途つけているフィルターを通し、その水をやかんで沸かし、冷やしてやっと飲んでいます。毎日この繰り返しです。
それでもやはり飲みにくく、味の違いに改めて驚きました。

次に、帰国した日にシャワーを浴びた際、シャンプーをしようと髪を濡らしたら一気にギシギシになり指が通らなくなりました。
ずっとこの生活だったはずなのに、2ヶ月日本で過ごすだけでこんなにもあからさまに感じるのかとびっくりしました。

また、やはり台湾は生活している上でアリ、ゴキブリ、ハエ、全ての虫が多いと感じます。

次に、日本の家は各部屋に必ず窓を作るように心がけて設計されていると思いますが、台湾の家は部屋に窓がないことが当たり前。昔から私の中で許せない点です。
我が家も路地にある細長いアパートなので、リビングも寝室も窓が全くありません。とにかく暗いですし、窓を開けられないので埃っぽいし、帰ってきて「またこの真っ暗な生活か」と少し落ち込みました。

最後に、トイレにティッシュが流せない件ですね。
2ヶ月間、日本ではティッシュを流していたので帰国して２日ほどはついつい、私も子どもも中に捨て入れてしまうことがありました。
３日目には直りましたが、習慣って幾つになっても怖いですね。

旅行や台湾移住などで来られたときに、皆様もきっと私と同じような違和感、日本との違いを感じられるかもしれません。
自宅だけでなく、ホテルや宿泊施設も同じような環境だったりしますので、少しでも参考になればと思いシェアさせていただきました。

引き続き、政府の規制に則って、安全に生活、また国の行き来を行っていきましょう。