MRTの駅構内で野菜栽培中?!台湾では貴重なサラダ販売もあり「Metro Fresh捷欣鮮」
新鮮で無農薬、さらに環境に優しいお野菜があれば最高ですよね。
台北メトロと欣興電子の傘下にある欣鮮國際がタッグを組み、今年9月末に台北の南京復興駅構内で農業展示エリア「Metro Fresh捷欣鮮」をオープンさせました。
みなさまご存知でしたでしょうか。
この施設の中で新鮮なサラダ(レタスやサラダ菜など多数)を栽培し、誰もがガラス越しに見学することができるこの農業展示エリア。
最初はびっくりすること間違いなしです。
だって、地下鉄の乗り換えエリアに突如現れるんですもの。
9月30日に正式に運用が始まったのですが、天候や地形の制限は不要。LEDなどを使用し植物の成長に必要な環境を整えられたということで、無農薬野菜をここで育てています。
約10坪の空間ですが、毎年安定して1,500キロの野菜を収穫できる優れもの!
そしてこの駅内にできた売店にて購入することもできるのです!
場所は、松山新店線と文湖線の二つが交わる乗り換えエリア内。
南京復興駅の地下1階部分になります。
以前は何もなかっただだっ広い空間が、今では野菜を育てている。
この企画力と実行力にはびっくりです。
台湾では、サラダを食べる機会が本当にありません。
農薬問題で、野菜を生で食べることはほぼなく、きゅうりですら火を通すくらい。
カルフールなどでサラダ用の野菜が販売されていますが、一袋1000円ほどし、手が出ず購入したことがありません。
日本人は特に生野菜が好きですよね。
私も台湾に来てとても辛かったことの一つに、生野菜不足が挙げられます。
それが、ここの駅に来れば、立派な生サラダが手に入る!!!!
販売エリアでは、こちらで育った野菜を使ったサラダやお肉などを含んだ健康セットが購入できます。
店員さんに確認したところ、ここで育ったものを駅内で調理しているわけではなく、一度収穫して工場に持ち込み処理されているようですね。
それでも、無農薬で安心安全な生野菜を食べられるのはとても嬉しくありがたい出来事でした。
鶏肉入りのサラダセットを購入。
ドレッシングは3種類あり選ぶことができます。
本当に新鮮で美味しいお野菜でした。
お肉ももちろん言うことなし。
現在はこちらの駅のみですが、今後どんどん発展していくことを願っています。
通りかかった際は、ぜひチェックしてみてくださいね。