「米粉湯」ビーフンスープは太さや具材が各店異なる個性豊かなあっさりグルメ!
日本だと、ビーフンといえば炒め料理のイメージがありますよね。
台湾では炒めたビーフンも美味しいですが、スープの方が店舗数も多く人気も高い気がします。
米粉湯(ミーフェンタン)は、小さな屋台での販売が多く、その多くが路地や街角にあり、屋台の近くに机と椅子を設置して現場でも食べることができる形がよく見られます。
ビーフンスープはいろんな種類があり、細いもの、太めのもの、またミックスタイプも!
お店によって異なるので、米粉湯と書いてあっても細いのか太いのか、はたまたミックスなのか頼んでみなければわかりません。
スープは豚骨風味のあっさりスープ。でもコクがあって胡椒がよくあい、とてもホッとする味です。
基本的な具材はエシャロットとセロリ、ネギといったもので、お店によっては貢丸やイカ団子、肉つみれが入っている場合も。
ビーフンスープはメインですが、これだけでは足りませんよね。
各屋台で揚げ豆腐や紅燒肉(紅麹で漬けた豚肉の揚げ物)、茹で野菜や茹で頬肉など他のおかずも販売されているので、こちらも頼みます。
紅燒肉は最初、ピンクのお肉?!?とびっくりしましたが、しっかりめの味つけで食べやすく、ソースなしでパクパクいけます。
頬肉も、タレと生姜と一緒に食べると本当に美味しい…噛みごたえがあるのに臭みもなく、お値段もそう高くないので台湾式麺料理屋台に行くと必ず頼んでしまいます。
儲かっているお店では、夏に休暇をとって涼しくなってきたらオープンするといったところも!
野外店舗が多いので、お客さんにとっても真夏にアツアツのスープ料理は…となりそうですが、それでも年中人気の料理です。
ちょっと体調が良くないな、というような日でもビーフンスープなら食べやすいこともある一品。
太めより細めの方がスープと絡んで私は好みです。
ぜひ、皆様も野外で汗をかきながらビーフンスープを召し上がってみてください!