【料理・グルメ】台湾のレシピノート 第3回:家庭で作る蚵仔煎(オアチェン)
今回の台湾料理レシピは、「蚵仔煎(オアチェン)」です。蚵仔煎は台湾の代表的な小吃(スナック)で、牡蠣をたっぷりと使ったオムレツです。甘辛いソースと組み合わせて、美味しい一品を家庭で楽しんでみましょう。
材料(3-4人分)
- 牡蠣 100g
- 芝蝦(解凍したもの) 100g
- ニラ 1束
- 卵(1人ずつに1個) 2個
生地の材料
- 地瓜粉(タピオカ粉) 中華物産店で売っている 80g
- 水(常温) 200g
甘辛ソース
- 水 4カップ
- オイスターソース 大さじ2
- トマトケチャップ 大さじ4
- スイートチリソース 大さじ3
- 塩 少々
- 蜂蜜(砂糖でもOK) 大さじ2
- 片栗粉(とろみをつけるために少々の水をいれて混ぜる) 少々
手順
解凍した芝蝦を用意しておく。ニラを1センチ程に切っておく。茎の根の部分と葉っぱの部分を別々に置いておく。
生地を作る。ボウルに地瓜粉(タピオカ粉)と水を入れてよく混ぜ、ニラの硬い部分を加えて混ぜ合わせる。
フライパンにサラダ油大さじ1強を入れて中火で熱し、芝蝦をフライパンの真ん中に入れる。
2の生地を芝蝦の上から流し込み、ニラの葉っぱの部分をのせる。その上に卵1個を割り入れる。しばらくいじらず、中火で焼く。時折、縁から中までゆっくりへらで寄せる。
生地が固まったら、上下を裏返す。少しこんがり焼けたらできあがり。お皿に取り上げる。
次にスープを作ります。鍋に片栗粉以外の材料を入れて煮立ったら、片栗粉いりの水を入れ、とろみがつくまでよく混ぜる。
出来たスープをたっぷりかけ、できあがり。
同じ手順で牡蠣のオアチェンを作る。牡蠣を入れ、焼色がやや付くまで焼く。
同じ手順で生地を注ぎ入れ、形がちょっとばらばらに崩れても問題ありません。
牡蠣のオアチェンにもソースをかけ、できあがり。
ワンポイントメモ
- 形がばらばらになっても問題ありません。味に影響しません。蝦は、かきほど味が濃厚ではないため、味の濃い甘辛ソースが合います。
- ニラの代わりに葱を使用することもできます。また、ニラの上に春菊やキャベツなどをたっぷりのせても美味しいです。
蚵仔煎は台湾の家庭で楽しまれる伝統的な料理で、甘辛いソースが特に魅力です。ぜひご家庭で試してみて、台湾の味を楽しんでください。次回は新たな台湾の家庭料理を紹介しますので、お楽しみに!