【料理・グルメ】台湾のレシピノート 第8回:家庭で作る割包
台湾のストリートフードは、その多彩さと美味しさで知られていますが、その中でも「割包(グァバオ)」は特に人気があります。割包は、もっちりとした皮で包まれ、中にはさまざまな具が詰まった蒸し包みです。台湾の路地や屋台で、独特の香りと味わいを楽しむことができますが、今回はご自宅で割包を作る方法をご紹介します。
台湾のストリートフード
台湾は、多様な文化や料理の影響を受けた結果、独自のストリートフード文化が根付いています。路地に立ち並ぶ屋台や小さな飲食店では、手軽に美味しい料理を楽しむことができます。その中でも、割包は台湾のストリートフードの代表格と言えるでしょう。
材料(6個分)
- A 薄力粉 150g
- A 強力粉 50g
- A ラードまたはサラダ油 大さじ1
- A ドライイースト 小さじ1
- A 砂糖 大さじ2
- A 塩 小さじ1/4
- 牛乳(40℃くらいに温める) 100ml
- サラダ油 適量
手順
- ボウルにAを全て入れます。薄力粉、強力粉、ラードをまず入れ、砂糖とドライイーストは別の場所に置き、さらに離れた場所に塩を置きます。
- ドライイーストと砂糖の場所に40℃に温めた牛乳を注ぎ入れ、菜箸などで全体をよく混ぜます。
- 粉っぽさがなくなったら、ボウルの中でこね始め、ある程度まとまったら台の上で表面が滑らかになるまでこねます(約5分程度)。
- ボウルに戻し、乾燥しないようにラップをかけ、約2倍の大きさになるまで発酵させます(一次発酵)。
- 生地を上から押さえて空気を抜き、6分割します。それぞれを丸め、麺棒で7×12cmくらいの楕円形に伸ばし、内側に薄くサラダ油を塗ってしっかりと折りたたみます(成型)。
- 乾燥しないようにラップをかけ、15分間二次発酵させます。
- 蒸し器で10分間蒸します。
蒸したての割包を楽しむ
割包は、蒸すことでもっちりとした食感に仕上がり、中に詰まった具の風味を閉じ込めます。台湾では、豚の角煮や照り焼きチキン、海老チリなどを挟んで割包として楽しむことが一般的ですが、お好みで具材を選んで試してみてください。
自宅で割包を作ることで、台湾のストリートフードを味わいながら、その独特の魅力に触れることができます。ぜひ一度挑戦してみて、割包の美味しさを堪能してください。