MRT台北メトロ駅の授乳室の使い方
台北MRTや台北メトロ、台北地下鉄と呼ばれる捷運(ジエユン)は、台北新北にどんどん路線を増やし、現在131の駅があります。
その中でも41の駅に授乳室を完備しており、子ども連れでも安心して利用できる環境となっています。
近頃はお手洗いにも子ども用の便座がある親子トイレが増えたり、共用スペースにおむつ替えシートの設置があったりと細やかなサービスが増えているのですが、やはり授乳室があるとさらに安心ですよね。
しかも、駅の中ではなく改札の外にあるのも嬉しいところ。
多くの駅では、ピンクの大きなドアがあるので見つけやすいです。
授乳室の中国語は「哺乳室(ブゥルゥスー)」
ちなみに看板にある哺集乳室というのは
哺乳=授乳
集乳=搾乳
この二つがどちらもできる部屋ということです。
以下は豆知識ですが、台湾では産後3ヶ月や半年で仕事復帰する女性が多いため、仕事の途中に搾乳をする方が非常に多く、会社やレジャー施設、百貨店などのある程度保管時間が必要な環境の授乳室には冷蔵庫も設置してあるのです。
話は戻りますが、駅の授乳室のドアはオートロックとなっているため、近くにある呼び出しボタンを押して授乳室を使いたい旨を伝えます。
大体、掃除の担当者が鍵を持っているため、鍵を開けにきてくれます。
ドアはかなり重く、自動で鍵がかかるので安心して使用できますね。
中は授乳用ソファーと、飲水器、おむつ替えシートなどの必要な設備がしっかり整っています。
呼び出しボタンを押して使いたいことを伝えなければいけない点が少し緊張するかもしれませんが、周りには警備員の方やたくさんの優しい市民の方がいらっしゃるので、ぜひ積極的に使用していただけたらと思います。